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就職事例ストーリー

20代男性(物流のお仕事・アスペルガー症候群(発達障害))の就職・雇用事例
20代男性(物流のお仕事・アスペルガー症候群(発達障害))の就職・雇用事例

チャレンジ精神を忘れないで!

男性/20代/物流

アスペルガー症候群(発達障害)

LITALICOワークスの就労支援に出会うまで

「パソコンが自分のことを分かってくれる唯一の友達だった」
そう語るHさんは物心がついたときから、家にあった父親のパソコンを触っていたといいます。自閉症の一つであるアスペルガー症候群と診断されたHさんは、あまり外に出ずに家のなかでずっとパソコンを触っていたそうです。大好きなパソコンを使った仕事をしたいと考えていました。

Hさんのアスペルガー症候群の特徴として「集団のなかで浮いてしまう」「決まりごとやルールがよくわからない」「人とうまく付き合えない」といったことがありました。自尊心の高いHさんはそのことについてあまり口には出したがりませんでしたが、そういった症状にとても悩んでいるようでした。
今まで「自分は会社組織の一員として、周囲の同僚たちとうまくコミュニケーションが取れているのか?」「うまく仕事を進めることができているのか?」といった自問自答を常に繰り返しながら仕事をしていたため、これまでの就職先では長続きせずに転職を繰り返していました。

そのような中、パソコンの職業訓練所で知り合った方から、就労移行支援事業所のLITALICOワークスを知ることになります。「LITALICOワークスってどんなところなんだろう?」Hさんはインターネットで情報を集め、見学・面談を経て、LITALICOワークスの就労支援の利用を決めました。

就労支援の開始

HさんはLITALICOワークスの利用中も、人一倍熱心にパソコンのタイピングなどをおこない、周りの利用者さんに「ここはこうしたら使いやすい」と、パソコンの操作をレクチャーしてよくコミュニケーションを取っていました。
私たちから見ても、Hさんは常にパソコンを触っていて、自宅でもゲームや調べ物などをおこなう際はもちろん、とにかく眠るときや食べるとき以外のほとんどの時間でパソコンに触れているようでした。

自分独自のルールにこだわるHさんは過去就職したときに、社内の取り決めや使い方のルールなどに強い抵抗感を持つことが多かったようです。パソコンのスキルがある分、コンプライアンス違反ギリギリの使い方をしてしまうこともあったと当時のことを話してくれました。
そのような経験から「仕事にすることで、大好きなパソコンが嫌いになってしまうのではないか」といった葛藤を抱くようになったという悩みもありました。

そこで私たちはHさんに対して、まずはビジネスマナーのプログラムからはじめ、対人関係で不安のある方に多い課題を解決しながら、良好な人間関係を築くためのプログラムへと移行していくことに決めました。プログラムを開始して間もない頃は、他の利用者さんとぶつかることもありましたが、スタッフとの面談を何度もおこなうことで、少しずつこれまでと違った考えができるように変わっていきました。

恐いのはアスペルガー症候群ではない、それを言い訳にする自分

Hさんが通うようになって数ヶ月経ったあるとき、倉庫内でのピッキング作業をおこなう実習の募集がありました。私たちはパソコン関連ではなく体を使う仕事であることを説明し、Hさんに応募の意志を確認しました。すると少し考えたあと、「やってみたい」という返答でした。

企業インターンへの応募から2週間、ピッキング作業の実習に取り組むことになりました。実習を終えたあとHさんは「パソコンは仕事でやろうと思うと精神的に辛いです。好きなことを嫌いになりたくないので」と本音を話してくれました。これまではできないと思っていた肉体労働の仕事も、やってみたら意外と継続してできるという発見もあり、3ヶ月間のトライアル雇用を経て、晴れて正式採用となりました。

定着面談のとき、「パソコンが好きだし得意だからそれしか仕事はない」そう思い込み、他の仕事を最初からできないと切り捨てていた当時の自分へ伝えたいことがある、とHさんは次のように言いました。
「できないと最初から決めつけるのではなく、まずはやってみることが大事! やってみてこそ、どんな仕事が自分にあっているかわかる。チャレンジ精神を忘れないで!」
※プライバシー保護のため一部の文章について事実を再構成しています。

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