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就職事例ストーリー

20代男性(IT関連のお仕事・統合失調症(精神障害))の就職・雇用事例
20代男性(IT関連のお仕事・統合失調症(精神障害))の就職・雇用事例

体力や体調に合わせた仕事のペース配分が大事

男性/20代/IT関連

統合失調症(精神障害)

体力的な負担の少ないデスクワークに転職希望

Mさんは「統合失調症」と診断されていますが、症状はごく穏やかで、「一度に多くの物事を処理するのが苦手」「感情があまり表に出ない」「疲れやすい」などの傾向は見られるものの、日常的な生活や業務にはほとんど支障がないように思われました。

これまでは内装業の仕事をされていたMさんですが、内装業という仕事は、極端な力仕事は少ないものの、「クロスやフローリングをはがす」「はがした部分をきれいにする」「新しいクロスやフローリングを張っていく」など、長時間にわたって集中力を伴う肉体的な作業を継続しなくてはなりません。
また、Mさんのいた仕事はかなりハードワークだったとのことで、体力の限界を感じて退職されたそうです。

Mさんは体力的な負担の少ないパソコンを使った仕事ができる就職を希望しており、パソコンスキルを習得するとともに、オフィスでの働き方を身に付けたいと考えていたところ、たまたま新聞広告でLITALICOワークスの就労移行支援を知って利用を開始しました。

粘り強くパソコンスキルを向上

Mさんは真面目な性格で、コツコツと努力を積み重ね、ゆっくりながらも着実にパソコンスキルを向上させていきました。また、持ち前の明るい笑顔やきめ細かい気配り、人当たりの良さなどをいかして、グループワークなどでも中心的な役割を果たすようになっていきました。

そういった熱意やコミュニケーション能力が決め手となり、Mさんは見事IT関連の会社に採用が決まりました。

IT関連の仕事には、システムエンジニアやプログラマーなど高度な専門知識を要求される仕事もありますが、比較的単純な作業を繰り返す仕事も数多くあります。Mさんはそうした仕事を通じて少しずつパソコン業務のスキルを高め、職場からも厚い信頼を受けるようになっていきました。

低すぎる自己評価を改善して、周囲との絆が生まれる

「このペースならもう大丈夫だろう」
そう考えながら定着支援でMさんの職場を訪問したときのことです。
上司の方はMさんの働きぶりを高く評価してくださっているのですが、Mさんの顔色が冴えません。
お話を伺ってみると、少々オーバーワークだとのこと。

「お仕事がそんなに忙しいのですか?」
「いえ、上司からは無理をしなくていいと言われています。つい自分でがんばりすぎてしまうんです」

今までにパソコンの業務経験がないMさん。慣れない仕事の上に、「IT企業に就職した」との思いがプレッシャーとなり、周囲の期待以上にがんばり過ぎていました。「上司や同僚は口ではほめてくれるが、本当はガッカリさせてしまっているのではないか?」との不安がMさんにあったようです。

「これは、もっと綿密なコミュニケーションが必要だ」

スタッフはそう感じました。
上司や同僚の方に詳しく事情を聞いてみると、Mさんの働きぶりにまったく問題はなく、「そんなに無理しなくても十分やってくれているのに」と思っていたそうです。

スタッフはMさんがオーバーワーク気味になるたび面談を繰り返しました。何度も「Mさんはちゃんとできているし、周りの人もそれを評価してくれているのだから、もっと自分で自分を認めてあげましょうよ」とお伝えしていきました。

また、周囲の人もMさんとのコミュニケーションの中で「Mさんのことを認めている」ということを繰り返し伝え、親密な人間関係を構築していきました。

こうした努力の積み重ねで、Mさんの中の自己評価が次第に高まり、周囲との強い絆が生まれました。考え方にも変化が見られ、自分の中にこもりがちなところがなくなり、積極的に周囲と関わっていく姿勢が生まれたといいます。

現在は、体力や体調に合わせて無理なく仕事のペース配分ができるようになったMさん。
スピードは早くなくても、コツコツと手堅く、正確・確実に成果を出してくれるMさんの仕事ぶりは上司からも同僚からも頼りにされています。

※プライバシー保護のため一部の文章について事実を再構成しております。

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