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就職事例ストーリー

障害者雇用事例

富士通エフサス・クリエ株式会社

インタビュー:2015年12月9日

富士通エフサス・クリエ株式会社
企業名

富士通エフサス・クリエ株式会社

創業年月

1996年6月19日

事業内容

ICTシステムの導入・展開事業、人材派遣事業、人材紹介事業など

障害者雇用実績

14名(2015年12月現在)

従業員数

228名(2015年12月現在)

ホームページ

http://www.fujitsu.com/jp/group/fcrea/

富士通エフサス・クリエはどんな会社ですか?

富士通エフサス・クリエは、株式会社富士通エフサス100%出資の派遣会社です。「お客様の業務を理解した上で、適材適所に人材をスピーディーに提供すること」「お客様が最適な業務パフォーマンスを発揮できるよう支援すること」という理念を根底に、富士通株式会社や富士通グループ企業を中心に事務系からIT系まで幅広いお仕事をご紹介しています。
また、「出会いを大切に、誰もが元気に働ける社会を目指します。」をコーポレート・メッセージとして掲げ、お客様と働くスタッフの多様な出会いを魅力的に結びつけることや、多様な価値観をもつ人たちが生き生きと働ける社会の実現することを目指しています。

障害者雇用を始めた経緯を教えてください。

派遣会社である当社の場合、法定雇用率の算出にあたり、社員だけでなく派遣スタッフも常用雇用者としてカウントされます。社員数に比べ派遣スタッフ数の方が数倍多いことから、雇用しなければならない障害者数も大きく膨らみます。こうした理由からも、雇用人数が達成できていない状態が続いていました。
そこで、会社として障害者雇用に力を入れるため、2014年の9月から本腰を入れて動きはじめました。障害のある方を社外への派遣スタッフとして採用することも検討しましたが、それは難しい場合が多いのが現状です。というのも、障害に対する理解や必要な配慮などについて私たちが理解した上で雇用しても、派遣先での理解や必要な配慮をしてもらえるとは限らず、マッチングができないことがあるからです。
なので、まずは社内で働く社員として雇用し、障害者雇用率の引き上げを考えました。さらに、2018年に精神障害者の雇用が算定基礎対象になることから、精神障害のある方の雇用に力を入れ、雇用拡大を目指しました。

雇用を進めるにあたって、苦戦した点はありますか?

最も苦戦したのが、各部署への配属です。障害のある社員の受け入れを各部署に打診したときに「任せられる仕事が思い浮かばない」「どんな配慮・対応をすればいいのかわからない」「自部署に掛かる費用負担が重い」などの声があがることは少なくありませんでした。人材を扱っている会社だからこそ、人の受け入れに対してかなり真剣に考える社風などもあり、受け入れ先が決まらないことが多々ありました。配属方法について、根本的に見直しが必要だと感じましたね。

配属の難しさを、どのように解消しましたか?
配属の難しさを、どのように解消しましたか?

人事部 課長代理 障害者職業生活相談員 渡邉 良仁 様

まず、採用のプロセスから見直しました。今までは採用してすぐに各部署に配属していましたが、入社後は一旦必ず人事部に配属されるように仕組みを変えました。そうすることで、一定期間は人事部に所属し、部内や部外の様々な業務を経験しつつ、ご本人の能力、適性や障害特性などを考慮し、本人が他部署でも就業していける段階まで達したと判断できたタイミング、加えて、配属先の理解を得た上で配属先を決めることが可能になりました。
また、必要な配慮についても人事部が事前に把握することができるため、配属先への事前の情報共有やサポート体制も手厚くすることができます。このプロセスにしてから、問題が起きたときに配属先から人事部への相談とともに、どのように対応するべきかを一緒に考えて解決できるようになりました。

障害のある方と一緒に働く上で大切にされていることはありますか?
障害のある方と一緒に働く上で大切にされていることはありますか?

人事部 高橋 正則 様

「共に学び合う」という姿勢です。障害のある方だけでチームをつくって働いてもらうという方法もありますが、それでは、本当の意味でのダイバーシティではないと思っています。健常者も障害者もわけへだてなく一緒に仕事をする中で「共に学び合おう」という姿勢を常に大切にしています。人事部の障害者雇用担当は、健常者である私と当事者である高橋正則さんです。

二人で業務をおこなう中で、健常者側から見える障害者、障害者側から見える健常者の両側面に気づきを得られることが多々あります。その気づきを各部署で働いている社員全体にフィードバックしていく。一緒に働く中で、共に学び合っていると日々実感していますね。

障害のある方が安定して働きつづけられるよう、どのような工夫をしていますか?

「報告管理表」を作成し、障害のある社員本人に毎日手書きで記載して提出してもらっています。「報告管理表」には、その日の業務内容を記載する欄、睡眠・服薬・食事(食欲)の状況、仕事の出来具合、スケジュール、疲労度などについて5段階で自己評価する欄、気分について記載する欄などがあります。記載されている内容に対し、フィードバックをし、必要に応じて本人と会話をして、毎日必ず体調などの変化を把握できるようにしています。

また、支援機関の方々とは必ず連携をとるようにしています。ご本人の意向も踏まえた上で、ご家族やカウンセリングの先生などと連携することもあります。そうすることで、何かが起きた時にすぐに連絡を取り合って一緒に支援することができるためです。過去にどのような経緯があって就労に至ったのか、障害のある社員本人からは得られない客観的な意見なども知ることができるため、必要な支援がわかることはもちろん、今後減らしていくことができる支援についても一緒に考えて実行することができます。ご本人にとってより働きやすい環境をつくれるよう、密な連携を図っています。

障害者雇用を検討している企業にアドバイスをお願いします。
障害者雇用を検討している企業にアドバイスをお願いします。

担当者の「想いの強さ」が1番大切だと思います。
面接にいらっしゃる方々が、冷や汗をかきながらも一生懸命、真摯な態度で話す姿を見たときに、中途半端な気持ちで彼らと向き合ってはいけないなと強く思いました。法定雇用率の達成など、「会社としての義務」というスタンスではなく、目の前にいるその人をしっかり見なくてはいけないと思いましたね。
実際、一人ひとりの想いに本気で向き合うことが原動力となって、障害者雇用を進めています。担当者の強い想いこそが、結果的に障害者雇用の促進に繋がると思います。

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