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【動画視聴あり】頑張ってもうまくいかない ひょっとして発達障害? と思ったら読む 無理しない働き方 ~出版記念イベント~ を開催しました! 終了
【動画視聴あり】頑張ってもうまくいかない ひょっとして発達障害? と思ったら読む 無理しない働き方 ~出版記念イベント~ を開催しました!

2020年12月22日に「頑張ってもうまくいかない ひょっとして発達障害? と思ったら読む 無理しない働き方 ~出版記念イベント~ 」を開催しました!

本イベントでは、ご参加者から寄せられたお悩みを取り上げ、「無理しない働き方」をテーマに、パネルディスカッションを実施しました。当日の様子・内容の一部を抜粋して、皆さまへお届けします!

※動画視聴(字幕・手話通訳付き) および 本の詳細は、本ページの最後をご覧ください。

 

本イベントの概要

<日時>
2020年12月22日(火)19:00~20:30(18:45~接続開始)

<内容>
18:45~19:00 接続開始
19:00~19:10 ご挨拶
19:10~20:20 執筆者×当事者によるパネルディスカッション
20:20~20:30   お知らせ・終了

<登壇者>

・榎本 大貴(司会者)クオリティマネジメント室長
・陶 貴行(執筆者)公認心理師 臨床心理士
・服部 一史(執筆者)障害者雇用コンサルタント
・岩本 真理(ゲスト)発達障害(ADHD)の当事者

<今回、ピックアップしたお悩みは…>

●  仕事をするときの段取りが苦手……そんなときは?
●  人との会話や関わりが苦手……同僚との会話や距離感の工夫は?
●  発達障害の告知を受けた場合、障害受容や特性への理解の深め方は?
●  発達障害のあるお子さまにできるサポートとは?

ご挨拶・自己紹介



執筆者:服部 一史( 障害者雇用コンサルタント)

「これまで企業さん側の雇用支援や特例子会社の立ち上げを経験してきたノウハウを活かし、LITALICOワークスをご利用いただいている方以外の方にもお伝えできたらと思い、本の出版に至りました」

執筆者:陶 貴行(公認心理師 臨床心理士)

「障害のある方の就労支援を15年経験してきました。働きづらさは個人側の要因と環境側の要因によってうまれていると思います。その働きづらさをどんな工夫やアイデアで解消していけるといいのかを、事例を通しながら皆さんにお伝えしたいという思いを本にこめています」

ゲスト:岩本 真理(発達障害・ADHDの当事者)

「前職でいろいろな失敗をし、苦労したことがきっかけで、診断を受けに行きました。そこで、発達障害のADHDであることが判明しました。当時はしんどかった・苦労した思いがあったので、同じような方々の助けになりたいと思い、現在、支援員として働いています。今回の本の内容に深く共感しましたので、ぜひ皆さまに読んでいただきたいと思います」

【悩み】仕事をするときの段取りが苦手……そんなときは?

<お悩み>
仕事をするときの段取りが苦手です。

例えば、優先順位が分からなかったり、臨機応変な対応が難しかったり、タスクの整理ができず、気づいたら何も終わっていなかったり……

どうすればルーチンワーク以外のことも上手くこなせるようになるのか知りたいです。

<パネルディスカッションで話した内容>


(その悩みに「うんうん、分かる分かる…!」とうなずく岩本)



岩本:
私も同じような経験がありましたね。

最初に診断をうけたときに、主治医の先生に「メモを書き出すことを大事にしてください」と言われました。

頭の中で覚えるのではなく、まず紙とかに書き出して見える化するということですね。

現在はGoogleカレンダーでタスクを入れて、始業前・終業後に目を通して、確認するようにしています。



陶:

基本的な対処法は「書き出す」ことですね。
また働く場所が違えば、「書き出す方法」も変わってきます。

事務職の場合はアプリなどそういったものが使いやすいと思いますが、
一方で倉庫で働くのような作業系だと、デバイスが使えない場合がありますよね。

その場合は、紙を使う、場所をうまく使う、上司や同僚の人に助けてもらうというシンプルな方法もあります。

その人によって合う・合わない方法がありますので、まずは自分がやりやすい方法がどこにあるのかということを、就労支援でまず確かめていきます。



服部:

優先順位の付け方の工夫としては、「Aの仕事をお願いします。終わったらBをやってください」というふうに、期日や優先順位、取り組む順番を明確に指示してもらうようにお願いしてみるのもいいかと思います。

また、障害を非開示で就職されましたが、その職場で指示が一気に来て、大変困った……という方がいらっしゃいました。

その方はどうしたかというと、指示を受けた時にする質問(例:納品や締切はいつ? など)を必ず決めるように工夫されていました。意識するだけだと難しかったので、その質問を印刷したメモ帳を作って、そのメモ帳に指示された内容を書き出すということをやっていました。

このように自分が普段使っているツールの中に「使いやすいもの」を組み込んでいくのは解決方法の1つではないかと思います。



司会者/榎本:

書籍にもあると思いますが、手立て・工夫みたいなものが正解があるというよりは、「自分なりの工夫」「自分のスタイルや仕事の環境にあわせて模索していく」ことは大事そうですね。


 

【悩み】 人との会話や関わりが苦手……同僚との会話や距離感の工夫は?

<お悩み>
人との会話や関わりが苦手で、休憩時間中の同僚との会話や距離感に悩んでいます。

自分は一人でゆったり気をつかわずに過ごしたいけど、話しかけられると無理して相手に合わせて疲れます。どのくらい接したらいいですか?

また、空気が読みづらくても人間関係が悪くならない工夫があれば教えてください。

<パネルディスカッションで話した内容>


(過去の事例を紐解いて話す服部)



岩本:
この悩み、とても分かります。私もありました。
前職では、決められたお昼時間に同じ会社の方々とご飯行くことが多かったですが、「おしゃべりしないと……」としんどかったことは、覚えています。

その時に工夫していたことは、1人になりたいときは「今日美味しそうなカレー屋さんがあったから、ちょっと行ってくる」を先に言っておいて、ふらっと消える。

そして、その後「今日カレーめっちゃ美味しかったよ」など雑談することで、相手も「疎遠にされていない」ことが伝わっていくので、これで楽になりました。

1人になりたいときは「嫌い」「疎遠にしている」という意思表明ではないことを暗に伝えるために、一言添えるようにしていましたね。



陶:
出会ってきた方を大きく分けると、「自己主張やお話しするのが苦手」と「たくさんお喋りができる」の2つのタイプに分かれてくると思います。

共通の悩みは「空気や相手の意図を読むのが難しい」になりますが、対策はそれぞれ違ってくると思います。

「自己主張やお話するのが苦手」なタイプの対策としては「聞く側になって輪の中に参加する」でもいいと思います。そこから少しずつ雰囲気になれていく、話が振られたら話す、といったように、自分なりのスモールステップを大事にしながら、少しずつ慣れていく。

「たくさんお喋りができる」なタイプの対策としては「話しすぎちゃってなんか浮いちゃった」のような失敗もあると思います。大事なのは、失敗したから自分を責めすぎるのではなく、自分に優しい気持ちを向けながらありのままの事実と向き合っていくこと、次どうするかを考えていくことです。

そうやって工夫してだんだん上手になっていかれる、そういった方もいらっしゃいましたね。希望を捨てずに自分なりのやり方を見つけてもらえたらなと思います。



服部:
過去の事例を振り返ると

「誘われたときの上手な断り方」
「自然と周りにこの人あんまり誘われたくないんだなっていう認識をしてもらう」

この2軸があるかなと思っています。

前者は「誘ってくれてありがとう、でもごめんね、ちょっと今日は一人でゆっくりしたくて」ということをちゃんと伝えて、上手に断っていく方法です。岩本さんが工夫していることは、これにあたります。

後者は、同じ場所で食事をとる時は、ばばって食べて、その後、イヤホンつけて音楽を聞く、食べたらすぐ仮眠をするといったような雰囲気を出してしまい、そして周りの人からは「あの人は自分の時間を大事にしたい人なんだな」と理解を得やすくする、そういう工夫をされている方もいらっしゃいました。


 

【悩み】発達障害の告知を受けた場合、障害受容や特性への理解の深め方は?

<お悩み>
大人になってから発達障害の告知を受けた場合、自分の障害を受容し、特性の理解をどのように深めていくかを知りたいです。

<パネルディスカッションで話した内容>


(陶「大切なのは自分で決定できることですね」)



岩本:
診断を受けた時の気持ちってすごくしんどくなりますよね。
最初は特性とどのように向き合って業務を進めたらよいか分からず、難しかったですね。

私の場合、担当している業務ベースで先輩社員と「締め切りがギリギリになってるけど、何でそうなるのかな?」のような会話をしつつ、そこで「何が大変だったのだろう」と立ち止まる時間を作っていました。

「何でこれが起きているのかな?」と自分を俯瞰し、検査表や書籍などで確認しながら「だからこれが困っているんだ!これからこうするとよいのかも?」というふうに自分を深めていくようにしていました。この繰り返しをしていくことが大事かなと思っています。




これまで就労支援をしていた中で、

「自分で望んで、その診断を受けに行ってスッキリした方」
「診断を受けたけど、なかなか受け止めきれなかった方」
「診断を受けるというアクションに、なかなか行けない方」

など、人によって様々でしたね。

アイデンティティに関する葛藤って人が成長していく中で、みんな共通してあると思います。そのときに診断や発達障害というキーワードが入ってくるっていうのは、いろんな気持ちを揺さぶられるじゃないかなって想像しますし、説明を聞くのもタイミングがあると思うんですね。

そこで大切なのは、ご本人の人生なので自分で決定できるということ、その際に「選択肢を用意すること」だと私は思います。

「まずは診断をうけて自分を知る」
「自分はこういうことが得意でこういうことが苦手なのかな」を知る
「発達障害者支援センター」で情報収集に行ってみる

などのいろんな選択肢をまず並べてみて「どれが今の自分が一番納得できるかな?」という形で選べるのが良いのかなと思います。


 

【悩み】発達障害のあるお子さまにできるサポートとは?

<お悩み>
発達障害(自閉スペクトラム症)の診断がある子どもがいます。将来、どのような仕事につけるか不安です。今は高校2年生で卒業に向けて過ごしていますが、就労に向けてどのように何から手を付けていけばいいのか、また、どことつながればいいのか分かりません。

保護者としてどのようなサポートをするべきでしょうか。

<パネルディスカッションで話した内容>


(服部「お子さんのいいところを見つけてたくさん褒めることが大事」)



服部:
保護者さんの視点ということを考えたときに、印象に残ってる話があります。

ある特別支援学校の校長先生とお話をしたときに、その先生がおっしゃっていた話になりますが、いわゆる「矯正」をたくさんされてきたお子さんと、逆にたくさん褒められてきたお子さんだと、全然物事の捉え方が違ってくるみたいなお話をされていたことがありました。

例えば「友だち付き合いが苦手で、学校も好きじゃない」のようなお子さんがプログラミング教室に通っていて、すごいゲームを作っている場合があるんですね。

そういうお子さんたちが学校で「お前ゲーム作れるの、すげえ」みたいな話から、会話のネタができて、褒められて自信がつくお子さんがいると思います。

対処法を身に着けていく、PDCAサイクルを回すことは大切で、そのために参考になればと思って書籍を出しましたが、

その一歩手前のところで、お子さんのいいところを見つけて、たくさん褒めるっていうことが大事になってくると思います。

そして、この自信を持てて、「もっと友だちと話したいけどやっぱり苦手だな」っていうタイミングでこそ、このPDCAサイクルがうまい具合に回るのかなと思っています。



陶:
すべての人に共通する話になりますが、人が幸せを感じるときは「基本的にはしたいことをする、やりたいことをやる」ときだと思うんですね。

そういうものが見つかると「自分はこういう目標に向かって生きていきたいから、そのためには今こういう選択肢を取れると、目標に近づいていきやすいな」っていう考え方ができるのかなと思います。

選択肢を選ぶときに「これを選ぶと、今どうなるんだろう」ということは大事ですが、その先に自分が生きたい人生につながっていくことがすごく大事だと思うんですね。

「一般雇用」「障害者雇用」という選択肢を用意しても、選択肢だけでは選べないことはあると思います。その先に自分が「どんな生活をして、どんな職業人生を歩んでいきたいか」というものが考えられるといいですね。



司会者/榎本:
ありがとうございます。自分のしたいこと・やりたいことに基づいて選択肢を考えていくってすごく重要ですね。

補足すると、書籍やWebにもあると思いますが、就労に向けて、どういうところにつながればいいのかという話でいきますと、ハローワーク、地域若者サポートステーション、発達障害者支援センター、就労移行支援事業所、そういった場所、いわゆる「社会資源」ですね。そういったところが主に仕事のことを幅広く相談できる場所としてあります。


 

より詳しく知りたい方は……

● 当日のイベントを動画ですべてを視聴する
https://youtu.be/yRE8uXyibUc

● 書籍で働き方について知る
(詳細は https://pub.jmam.co.jp/book/b548343.html

「頑張っているのにうまくいかない」「相手の気持ちを察するのが苦手で人間関係に悩んでいる」など、働きづらさは人それぞれです。そのような人たちが、ちょっとした工夫をすることや周囲の理解を得ることで、働きやすさが改善することがあります。

LITALICOワークスにおいて、働くことに障害がある方々の就職や、その後の職場定着をサポートしている中で得た学びを、支援の手の届かない方にも少しでもお伝えしたい。そんな思いで本書の執筆に至りました。

働き方について、お悩みがある方は……

LITALICOワークスで就職相談を承っています。
現在のご状況についてお伺いしながら、LITALICOワークスでできるサポートや、お近くの社会資源(ハローワークや地域若者サポートステーションなど)など、ご提案させていただきます。

ひとりで抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください!

「無理しない働き方」を実現させるためにはどうしたらいいか、一緒に考えていきませんか?

<LITALICOワークスでお待ちしています!>



\ご視聴ありがとうございました!/



 

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