うつ病(精神障害)の仕事・就職事例 -データ入力-
自分に合ったプログラム、ここに通う理由があった!
男性/50代/金融/データ入力
うつ病(精神障害)
就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢を利用し就職したM.Tさん。
就労移行支援事業所LITALICOワークスに出会うまで
外出することができなかったので、家に閉じこもっていました。病状が回復するにつれ家族と散歩、買い物などができるようになりました。
1人で外出することがそのときの目標でした。
失業保険等の関係でハローワークに訪問、就職活動をスタートしました。ハローワークの精神障害者の担当者から、就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢のことを知りました。
就労移行支援事業所LITALICOワークスを選んだ理由
ハローワークの精神障害者の担当者から紹介され、就職するために就労移行支援事業所LITALICOワークスを選びました。通える範囲内の場所で、就職活動ができると思ったのがLITALICOワークス所沢でした。その他の福祉施設を利用したことはありません。
就労移行支援事業所LITALICOワークスのここが役立った
就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢に通っているうちに、外に1人で出ることができるようになりました。
暫くの間、就職活動から遠ざかっていたので、就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢で、就職活動に必要な「履歴書の書き方」、「職務経歴書の書き方」、「模擬面接」などの準備をおこないました。
就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢の就労に向けたプログラムの中で、特に気に入ったプログラムは以下の2つになります。
「電話対応プログラム」
現在の仕事では電話対応をおこなっていませんが、日常の役に立っていると思います。
「何のために就職するのかプログラム」
他の利用者の方の就職したい気持ちがわかり刺激になりました。「人の意見を聞くのは勉強になること、「人前で発言できるようになることは、面接で自分の意見を言う場面でとても役に立つと思います。
就職が決まった今の気持ち
就職が決まったのが涙が出るほどうれしかったです。
家族、お医者さま、就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢のスタッフに対して感謝の気持ちで一杯です。内定のご連絡をいただいたのは、誕生日の翌日だったので、いい誕生日プレゼントになりました。
仕事をはじめてみて、簡単だと思っていたデータ入力業務は、データベースの基礎となる情報を電話帳やインターネットで調べ収集するところからはじまる業務で、やってみると結構複雑だと思いました。
一緒に仕事している人は障害のある人ですが、率先してコミュニケーションをとってくれたり、仕事のレクチャーをとても丁寧にしてくれたりしました。仕事をするとき、質問が多いと迷惑かなと意識しながら業務をおこなっています。
働きはじめて、社会に貢献できていることをうれしく思っています。
朝の通勤も問題ありません。帰宅時の電車は混んでいますが、ストレスにはなっていません。自分へのご褒美として、たまにレッドアロー(西武鉄道の特急)を使っています。
就労移行支援事業所LITALICOワークス所沢のスタッフには、とても感謝しています。ここに来なかったら、こんなに早く就職できなかったと思います。
閉じこもっていた頃は人との接点がありませんでした。安定して通うためのプログラム、コミュニケーションをとるプログラムのあるLITALICOワークス所沢を利用できてよかったです。
「ここに通う理由があった!」と思っています。
※掲載内容(所属や役割、診断名など)はインタビュー当時のものです。