うつ病(精神障害)の仕事・就職事例 -福祉サービス-
インタビュー:2011年12月28日
久しぶりの就職に、年甲斐もなくルンルンです。
女性/60代/福祉サービス
うつ病(精神障害)
就労移行支援事業所LITALICOワークス府中を利用し、就職を決めたS.Yさん。
いつも場を明るくしてくれました。現在は、福祉サービス関係に勤めています。
就労移行支援事業所LITALICOワークスに出会うまで
就労移行支援事業所LITALICOワークス府中のことは、デイケアで知りました。デイケアのスタッフの方に付き添ってもらい、デイケアを利用していた皆で見学に行きました。見学に行ったとき、就労移行支援事業所LITALICOワークス府中が入っているビルの下まで迎えに来てくれた方が、LITALICOワークス府中のセンター長」だと知ったときは、腰の低さに驚きました。
LITALICOワークス府中を利用するまで、ハローワークには2回程度しか行ったことがありませんでした。
就労移行支援事業所LITALICOワークスを選んだ理由
やはり、「絶対仕事に就きたい!」という思いが強かったので、就労移行支援事業所LITALICOワークス府中に通うと決めました。就労移行支援事業所LITALICOワークス府中に通うことで「後押ししてもらえそう」と思いました。「人の役に立って、お金も稼ぎたい……」家族のためにも早く就職したいと考えていました。
就労移行支援事業所LITALICOワークスのここが役立った
現在、仕事に就いて一番よかったと感じているのは、挨拶の習慣です。就労移行支援事業所LITALICOワークス府中に通って、「おはようございます」「席を外します」「お疲れ様でした」を徹底したことが、非常に役に立っています。就労移行支援事業所LITALICOワークス府中を利用していなかったら、絶対にできていませんでした。
年下の上司が沢山いる中で挨拶、さらに敬語を習慣付けるということがどれだけ大切か分かりました。就労移行支援事業所LITALICOワークス府中で挨拶や敬語を身につけられて、とてもよかったと思っています。
また、以前はパソコンを触ったことがあまり無く大嫌いでしたが、就労移行支援事業所LITALICOワークス府中でパソコンを覚えようと努力しているうちに「せっかく覚えたことを忘れたくない」と思いはじめ、不思議とだんだん触りたくなっていきました。今年はパソコンを使って、孫の大好きなカブトムシの絵を使った年賀状を作ることができました!
就職が決まった今の気持ち
久しぶりの就職に、年甲斐もなくルンルンです。今では1時間の休憩に飽きてしまって、50分で仕事場に戻ってしまうほどです。
また、皆さんにお伝えしたいのは、「仕事がない」「自分に合う仕事がない」ではなく、自分をその仕事に「向かせる」か、「やりがい」を見つけられるか、だと感じています。たまに「上司と合わなくて辞めた」という話を耳にしますが、それで「デイケアに戻ればいいや」とか「また仕事を見つければいい」とか、そういうことは考えたくありません。その仕事を選んだからには、絶対に自分にプラスになる学ぶべき内容があるはずです。
仕事をする中で、できることはしっかりやる。ただし、絶対にできないこともあります。しかし、「何が大切か」を見極めて働いていくことで、自分の役割がきっと見つかると思います。
私は、座右の銘などは特にありません。そのときにいいと思ったものは全部吸収していきたいと思っていますし、今後も吸収していく努力を続けていきたいと思います。
※掲載内容(所属や役割、診断名など)はインタビュー当時のものです。