不安障害(精神障害)の仕事・就職事例 -調理-
インタビュー:2012年1月5日
社会人として責任感をもって行動したい
女性/30代/調理
不安障害(精神障害)
就労移行支援事業所LITALICOワークス北九州を3ヶ月利用し就職したO.Mさん。
2012年2月から調理師の仕事をしています。
就労移行支援事業所LITALICOワークスに出会うまで
高校卒業後すぐに働き出しましたが、体調を崩し退職しました。原因は人とコミュニケーションがとれず、良好な人間関係を築けないことでした。その後も仕事を見つけて、働いても長く勤めることができずすぐ辞めてしまうことを繰り返していました。
しかし、今のままの自分でいいのだろうか、また就職してもすぐに辞めてしまうのではないかという不安があり、その過程で自分で変えなければいけないという気持ちが生まれました。ハローワークなどで情報を集めているときに、就労移行支援事業所LITALICOワークス北九州のパンフレットを目にして、今に至ります。
就労移行支援事業所LITALICOワークスを選んだ理由
就労移行支援事業所LITALICOワークス北九州を選んだ理由は、定期的ではなく毎日通えるということ。そして面接練習やパソコンスキルなど内容に魅力を感じたからです。また、コミュニケーション力に不安があったので向上させたいということが1番の理由です。
就労移行支援事業所LITALICOワークスのここが役立った
「書字、聞き取りプログラム」
字をかくことで集中力が高まり、気持ちも落ちつくようになりました。また、聞き取りプログラムで人の話に耳をかたむけてメモをとることを毎日しているうちに集中力だけでなく、速記力も身につきました。
「グループワーク」
人の意見を否定せず、受け入れることで良好な人間関係を作ることができることを学びました。
「面接練習」
毎週水曜日がスーツ着用の日なので、いつもより緊張感があり、本番と同じ気持ちで面接練習に望むことができます。また、就職に向けて履歴書や職務経歴書の書き方や添削、模擬面接など細かなところまで指導していただけるので、自信を持って本番の面接試験に臨むことができました。
就職が決まった今の気持ち
うれしさ半分、不安な気持ちもありますが、就労移行支援事業所LITALICOワークス北九州のスタッフの方や利用者の方の支えで就職でき、自分に自信を持つことができたので、社会人として責任感をもって行動していきます。
LITALICOワークス北九州で学んだことを忘れず、いかしていけるように今後の仕事に取り組んでいきたいと思います。
※掲載内容(所属や役割、診断名など)はインタビュー当時のものです。