ASD(自閉スペクトラム症)の仕事・就職事例 -事務補助-
インタビュー:2013年4月30日
仕事において大切なことを教わった
男性/20代/運輸/事務補助
ASD(自閉スペクトラム症)
就労移行支援事業所LITALICOワークス枚方を6ヶ月利用し就職したT.Yさん。
2012年10月22日から事務補助の仕事をしています。
※以前は対人関係の困難、パターン化した行動や強いこだわりの症状がみられる障害の総称として「広汎性発達障害」が用いられていましたが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では自閉的特徴を持つ疾患は包括され、2022年(日本語版は2023年)発刊の『DSM-5-TR』では「自閉スペクトラム症」という診断名になりました。この記事では以下、ASD(自閉スペクトラム症)と記載しています。
就労移行支援事業所LITALICOワークスに出会うまで
障害者枠で就職活動をしていたところ、障がい者就業・生活支援センターからの紹介を受け、就労移行支援事業所LITALICOワークス枚方を知ることとなりました。
就労移行支援事業所LITALICOワークスを選んだ理由
大阪枚方が、自分の家から1番近い場所にあったからです。
就労移行支援事業所LITALICOワークスのここが役立った
「ビジネスマナープログラム」
まず、障害者枠で就活をする上での注意点がよく分かりました。それによって、効率的に就活ができました。そしてもう1つ、ビジネスにおいて大切なコミュニケーション力、つまり「報・連・相」の3つを学べたことも役に立ったと思います。自分の意見を尊重しつつ、的確な注意・指導で間違えている部分を教え、また直そうとしてくださるので、自分も直そうという気になります。スタッフの皆さんにはすごく感謝しております。
就職が決まった今の気持ち
率直に言って、とてもうれしいです。
現在はまだスタート地点だと考えています。今後長期で周りの方と相談しながら、会社で役に立つ存在として頑張っていきたいと思っています。
※掲載内容(所属や役割、診断名など)はインタビュー当時のものです。