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新着情報

2017年度の障害者就労支援実績を発表しました。

2017年度(2017年4月~2018年3月)の就労支援実績をまとめましたのでお知らせいたします。

LITALICOワークスを利用した方の2017年度の就職者数は1,160名となり、前年度の940名を200名以上、上回りました。

就職後6ヶ月間の定着率は86.1%(前年度比-1.4ポイント)、就職から1年後の定着率は76.1%(前年度比-1.2ポイント)と前年度を若干下回りましたが、より長期定着となる就職から2年後の定着率は64.1%(前年度比+2.2ポイント)と向上しました。

■ 2017年度就労者データLITALICOワークス就職者実績2017年度

■ 事業開始以降の累計就職者は6,000名超に
LITALICOワークスが事業を開始した2008年の法定雇用率は1.8%。精神障害のある方を雇用することに理解のある企業は少なく、民間企業で働く精神障害のある方は5,997人※1でした。2013年に、今年4月からの精神障害者雇用義務化が発表され、法定雇用率も2.2%に引き上げられることも決まり、精神障害者雇用に前向きな企業も徐々に増えつつあります。2017年には働く精神障害のある方は2008年の10倍近い50,047.5人※2に増加しました。 こうした流れの中、LITALICOワークスでは事業開始から2017年度までに累計6,032名の障害のある方々が就職しました。開始した年は数十名の方にしか届けられなかったサービスが、2017年度には全国66拠点、年間約2,000名の方々にご利用いただき、1年間で1,000名を超える方々が就職するサービスに拡大しています。
ワークス就職者数/定着率

■ 2018年度のLITALICOワークスの取り組みについて
障害者の雇用が促進される一方、就職後の定着状況は障害種別に見ると大きな差があります。2017年4月に障害者職業総合センターが発表した調査研究によると、精神障害のある方の1年後の定着状況は49.3%と、半数に満たないことが分かりました。精神障害のある方の就労が法的に後押しされるなか、定着への課題視もあり、この4月に厚生労働省は就労支援施設を経由して一般企業に就職した方の就職6ヶ月後から最大3年間にわたり、定着をサポートする福祉サービス「就労定着支援」を新設し、定着支援の強化を図っています。

就職1年後の定着状況.LITALICOワークスではこれまでも就職者・就職先企業双方に対する定着支援に注力してきましたが、今後は上記サービスも活用し、より個々のニーズに沿った定着支援に力を入れていく予定です。利用者の方が満足する就労先のマッチングを図るとともに、就職後のサポートとして企業への訪問や個別の面談のほか、就職後も継続するコミュニティ形成などに一層注力し、2018年度も多くの方々へサービスを届けてまいります。

 

※1厚生労働省「公的機関、民間企業の障害者雇用は着実に進展(平成20年6月1日現在の障害者の雇用状況について)」
※2厚生労働省「平成29年障害者雇用状況の集計結果」

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