2015年2月14日(土)に大阪のESAKA MUSE(江坂ミューズ)で、福祉と音楽が融合する新スタイルイベント「TUNE the NEXT」を開催しました!
※ウイングルは2016年8月よりLITALICOワークスに名称変更しました。
パネルディスカッション形式で3つのtalk sessionを開催。
どのtalk sessionもあつく今後の生き方、取り組み方、向き合い方についてお話いただきました。
イベントに参加した来場者の皆さまも真剣にtalk sessionに耳を傾けていました。
最終章、session musicのNabowaの方々の演奏を肌で感じながら、皆さまさまざまな思いをめぐらしているようでした。
来場した皆さまの今後に少しでもお役立ちいただけたなら幸いです。
talk session(A)
「社会にある生きづらさとは何か それと向き合う街づくり」
Guest 今井紀明 (NPO法人D×P共同代表) 高亜希 (NPO法人ノーベル代表) 仁藤夢乃 (一般社団法人Colabo代表)
子育てをしながらの女性の社会参加、行き場を無くした女子高生の生きづらさ。
普段の生活ではみえにくい半面、実は非常に多くの方が抱えている生きづらさである事実を知ることができました。
周りの大人たちは、生きづらさを抱えている子供たちを支えていかなくてはいけない存在のはずが、その生きづらさを創り出してしまっているのは私たち自身ではないだろうかと感じる機会となりました。
talk session(B)
「私たちが考える、これから向かう多様な教育」
Guest 浅谷治希 (株式会社LOUPE CEO) 石井貴基 (オンライン学習塾アオイゼミ代表取締役) 野口晃菜 (株式会社LITALICO執行役員)
子供たちがもって生まれた個性を活かすために、今の日本の教育はどこまで真剣に考え、作られているのか。
狭いレールの中で、そこに当てはまる子供だけが教育の機会を与えられる世の中になっているのではないか?と考えさせられるお話でした。教育現場で日々真面目に取り組む先生を始めとする教育者たちにとっても、もっと多くの指導・選択・方法が必要なのではないかと感じました。
talk session(C)
「マイノリティとマジョリティ LGBTと生きていく」
Guest 榊正文 (大阪市淀川区区長) 佐藤かよ (ファッションモデル・タレント) 長谷川敦弥 (株式会社LITALICO)
本当の自分を隠して生きている人がとても多く、それがいかに苦しく辛いことであるかを知ることができました。
俗にいう「普通の人」とは何を指しているのか。
男性らしさ、女性らしさのイメージによって、不必要に性別に捉われすぎた世の中になっている今の社会。マイノリティ・マジョリティという勝手に作られた壁 によって、生きる選択肢が狭まる人がいることを知り、これからはもっと多くの可能性が受け入れられる世の中になるべきだと感じました。
session music
Nabowa