よくわかる!就労移行支援
就労移行支援って、
どれくらい利用できるの?
就労移行支援を利用できる期間は原則2年間です。この2年間の中で、就職するためのスキルを身につけたり、自分にあった仕事や職場をみつけていきます。ここでは、就労移行支援を2つの利用例を紹介します。
※LITALICOワークスでは、ご本人とスタッフが相談しながら目標に向けて一緒に課題に向き合い就労を目指します。そのため、利用期間も人により様々です。
半年以内に就職したいAさん
Aさんには就労移行支援の利用から半年後には就労したいという強い希望があったため、就職活動の準備を1ヶ月半でおこない、その後2ヶ月間の企業インターンを行いました。就職活動の準備では、特にAさん自身に苦手意識があったストレスコントロールやアンガーマネジメントのプログラムを受講して、自己表現や無理のない適切なストレス処理の方法を学びました。
じっくり適職を見つけたいBさん
Bさんは「週3日、朝決まった時間に起きて就労移行支援事業所に通う」という生活リズムを作ることからはじめました。その中でゆっくりと朝、決まった時間に起きることができるようになり、事業所では就労スキルやビジネススキルを身につけるプログラムを受講しました。また、自分に最も合う職種や業種を見つけたいというニーズに基づいて、焦ることなく実際の企業で仕事体験をする企業インターンにも力を入れ、様々な仕事を経験しました。企業インターンに時間をかけたことにより、就職のミスマッチが防げたため、無理なく働き続けることができています。