用語集
- グループホーム
グループホームは、少人数の認知症高齢の方や障害者が、日常生活の援助を受けて共同で生活する施設のこと。訓練等給付で成り立つ共同生活援助。
- デイケア
デイケアとは、主に日常生活等への復帰に向け、外来診療と併せて行われる通院治療、リハビリテーション医療の1つです。 自宅や社会復帰施設などから通い、昼間の一定時間、プログラム等に参加します。生活上の技術や対人関係の自信をつけるなど、デイケアでは通院医療より実践的な治療を受けることが期待できます。また昼間にレクリエーションなどの活動で人と接することによってリハビリテーションや再発、入院予防を目的としています。精神科では他に「ショートケア」、「ナイトケア」、「デイナイトケア」があります。
- ケアホーム
ケアホームは、自立した日常生活を営む上で、食事や入浴等の介護や日常生活上の支援を必要とする方々(障害程度区分2 以上)が生活する施設のことです。生活支援員が配置されて、重度者には夜間支援体制などがある。介護給付で成り立つ共同生活介護。
- 特別支援学校
特別支援学校は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。以下同じ。)に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的とする日本の学校教育法第72条を根拠法とした教育機関です。
- 相談支援事業所
障害者が自立した生活が送れるように支援する施設。 関係機関との連携や専門機関を紹介するなどの必要な情報提供、各種申請手続きの代行、障害者本人や家族の相談に応じるなど様々な支援が行われます。
- 地域活動支援センター
障害者総合支援法に基づいて地域自治体が行う地域生活支援事業の1つ。障害によって一般企業で働くことが困難な障害者に対して、創作的活動や生産活動の機会を提供し、社会交流を促進、自立した生活を支援する福祉施設です。
- 包括的地域生活支援(ACT)
ACTとは「Assertive Community Treatment(包括的地域生活支援)」の略称であり、重い精神障害をもった人たちが、自分らしい生活を地域社会の中で実現・維持できるよう包括的な訪問型支援を提供するケアマネジメントモデルの1つです。1970年代にアメリカからはじまり、その後多くの国に普及しました。効果も実証されており、ACTの主な特徴して「看護師・精神保健福祉士・作業療法士・精神科医からなる多職種チームアプローチ」「利用者の生活の場へ赴くアウトリーチ(訪問)が支援活動の中心」「365日24時間のサービスを実施」「スタッフ1人に対し担当するご利用者は10人以下」があります。
- レジデンシャルワーク
レジデンシャルワークとは、社会福祉施設での援助において、利用者の生活を可能な限り在宅での生活に近づけようとする援助活動です。レジデンシャルワークには、地域への社会活動への参加や日常生活のサポート、自立支援などがあります。
- 社会福祉協議会
社会福祉協議会は、地域福祉の推進を図ることを目的とし、営利を目的としない民間団体です(略して社協と称される)。社会福祉事業法(現在の「社会福祉法」)に基づき、設置されています。地域の人々が住み慣れたまちで安心して生活することを目指し様々な活動を行っています。
- 社会福祉主事
全国の都道府県、市町村などの各行政機関で、保護や援助が必要な人の相談や支援を行う人のこと。社会福祉主事になるためには、20歳以上で大学・短大・専門学校などで厚生労働大臣の指定された科目・課程を修了すること、または厚生労働大臣の認める養成機関や講習会、試験の合格などが必要です。社会福祉主事は任用資格のため業務に就いてからの資格となります。
- 家族会
統合失調症やうつ病、双極性障害など、同じ疾患や障害等のある方が身内にいる家族によって構成された団体のことです。大きく分けて、病院単位で構成される病院家族会と、地域単位で構成される地域家族会があります。
- エコマップ
エコマップとは、支援を要する家族を中心として、その家族の問題や解決に関わっている(関わる必要がある)人や機関を、公的・私的を問わず記載した図のことです。
- 支援者
特定の個人や団体等を応援したり助けたりする人。