高次脳機能障害の方の就職・復職・転職活動のポイントと事例
高次脳機能障害のある方の働く上でのよくある困りごと、就職・復職・転職活動のポイントやLITALICOワークスを利用して就職された方の就職事例をご紹介します。
・高次脳機能障害の診断がでたときのこと
・障害で苦労していたこと
・以前の仕事・職場のこと
・LITALICOワークスで学べたこと
・企業実習(インターン)や就職活動のこと
・就職後も長く働くための工夫・・・など
障害・年代・業種ごとの様々な就職事例をご覧ください。
高次脳機能障害とは
けがや病気によって脳に損傷を負い、注意力や記憶力、感情のコントロールなどの能力に問題が生じて日常生活や社会生活に支障をきたします。主症状に、スムーズに話すことが難しい、相手の話が理解しづらいといった失語症や記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがあります。
就職・転職での困りごとは?
障害を発症する前のように仕事や日常生活を送ることが難しく、悩むことも少なくありません。まずはリハビリをおこない、家族や医療・福祉機関のサポートを受けながら現状で何ができる・できないかを把握することが必要となります。
就職・転職活動を進めるために
外見からは症状が分かりにくいがゆえに、周囲の障害理解に工夫が必要です。自分の特性を理解し、業務上必要な配慮事項やサポート内容を説明できる状態にしておくことが重要です。ハローワークや福祉サービスなどを利用して就職活動のサポートを受けることをおすすめします。
LITALICOワークスでできること
LITALICOワークスでは「障害理解」「障害説明」のプログラムで、周囲の方に自身の障害を伝える方法を身に付けます。また自己理解のプログラムや個別SSTの「必要な配慮を考える」などで働く上で必要なサポートをスタッフと一緒に考え、一人ひとりに合った就職活動・定着支援サポートをおこないます。
※本サイトで紹介している就職事例はごく一部です。
高次脳機能障害の方の就職・雇用事例
- 40代
- IT関連
交通事故に遭ってしまいリハビリを経て復職したMさんは、ミスが目立つようになり、次第に仕事を任せて貰えなくなりうつ状態に。再度検査し高次脳機能障害と診断され・・・
- 40代
- 医療
Oさんは若くして脳梗塞を発症。その後遺症から、これまでの建設業での肉体労働は、できなくなってしまいました。とはいえ、事務職で就労していくにはパソコンのスキルが・・・
- 30代
- CAD設計
LITALICOワークス名古屋金山を6ヶ月利用し就職したK.Yさん。2012年4月からCAD設計の仕事をしています。