パニック障害(パニック症)(※)は、原因が分からない動悸や吐き気、手足が震えるなどの症状が起こり、日常生活や社会生活に影響をおよぼすことがあります。
パニック障害(パニック症)は決して珍しいものではなく、人生の中で経験したことがある人は1000人に6~9人の割合といわれています。
しかし「自身の症状は本当にパニック障害(パニック症)なのか?」「パニック障害(パニック症)の治療法はあるのか?」など、分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はパニック障害(パニック症)について、原因や症状、対処法などを解説します。
(※)パニック障害は現在、「パニック症」という診断名となっていますが、最新版『DSM-5-TR』以前の診断名である「パニック障害」といわれることが多くあるため、ここでは「パニック障害(パニック症)」と表記します。