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お役立ち仕事コラム

聴覚障害のある方が仕事を続けるために必要な工夫とは?何が大切?

聴覚障害は、音や声が「聞こえない」あるいは音や声が「聞こえにくい」という状態が起こる障害のことです。

音を脳に送るまでの部位に問題があり、原因は先天性のものと後天性のものがあります。

聴覚に障害のあることは一見すると分かりづらく、手話や筆談など職場環境への配慮が必要です。聴覚障害のある方は様々な困りごとを抱えることがあります。

 

しかし、近年ではIT技術の発達によって、聴覚障害のある方が仕事に取り組みやすい環境が以前よりも整ってきました。

自身の事情を考慮した選択や聴覚障害者向けコミュニケーションサポートアプリの使用等をおこなえば、聴覚障害のある方でも安心して長く働き続けることは十分可能です。

 

この記事では、聴覚障害のある方が活躍できる仕事、働き方、雇用形態、よくある悩みとそれに対する工夫についてご紹介します。

聴覚障害の種類と等級について

聴覚障害は大きく「ろう」「難聴」「中途失聴」の3つに分類されますが、失聴時期や聞こえの度合いなどが個々によって様々であるため、聴覚障害のある方を分類・定義することは非常に難しいと言われています。

身体障害者福祉法では、聴覚障害の等級を「聴力」で判定しており、6級・4級・3級・2級の4段階に区分しています。

「聴力」は補聴器などを使用しない状態でどの程度の大きさの音が聞こえているかで定義されており、デシベル(dB)という単位で表します。

聴覚障害の等級は以下のように示されています。

  • 2級:両耳とも平均聴力レベルが100dB以上
  • 3級:両耳とも平均聴力レベルが90dB以上
  • 4級:両耳とも平均聴力レベルが80dB以上、または両耳による最良語音明瞭度が50パーセント以下
  • 6級:両耳とも平均聴力レベルが70dB以上、または一側耳の平均聴力レベルが50dB以上、他側耳の平均聴力レベルが90dB以上の場合

また、障害特性が多様ゆえに、聴覚障害のある方の使う言語やコミュニケーション方法も様々です。主には「口話」「筆談」「手話」の3つが存在します。

円滑なコミュニケーションを図るためにも、自分のコミュニケーション方法を周囲に知ってもらうことで、相互理解や職場定着につながります。

どんな仕事・雇用形態・働き方があるの?

以前は聴覚障害のある方が就ける仕事は限られていましたが、IT技術の発展によって就業環境は大きく変わってきました。

IT技術の発展とともに、多くの職種においてテキストコミュニケーションやパソコンを使った作業が業務の大半を占めるようになったからです。

例えば、以下のような幅広い業務に就くことが考えられます。

  • 倉庫での在庫管理
  • メール便の管理
  • データ入力・備品管理・伝票管理
  • 数値管理・資料作成・リサーチ
  • システム開発・保守運用
  • プログラミング業務
  • Webデザイン・DTPデザイン
  • Webサイト更新や運用など

ある程度口頭でのコミュニケーションが可能な方の場合は、より幅広い業務に従事することが可能でしょう

聴覚障害のある方が仕事で抱える悩み・困りごとは?

聴覚障害のある方のコミュニケーション方法は、昔に比べると多様にはなりましたが、仕事上のコミュニケーションにおける課題は多数存在します。

具体的には下記のような悩みや困りごとが存在します。

大勢の人のいる場では話が理解しづらい

一人ひとりとのコミュニケーションであれば何とかなっても、大勢の人のいる場では、聞きたい人の声だけを拾うことは困難である時があります。

 

大勢の人のいる場では、聞きたい人の声だけを拾うことは困難である時があります。

 

大勢の人がいる会議では、リアルタイムで文字起こしができるアプリやツールの使用を上司に相談しましょう。

情報が入ってこない

何気ない会話や口頭で仕事のやりとりがされたときに、聴覚障害のある方は情報が入ってこないというのも課題の1つです。

メールやチャットのコミュニケーションが浸透している、あるいは必ずメールやチャットに記録を残す職場や仕事を選びましょう。

情報がうまく伝えられない

手話やテキストだと表現がストレートになり、きつい印象を与えてしまうことがあります。

聴覚障害のある方は、そういったニュアンスや感情をうまく伝えるのが難しい時があります。

上司や同僚に、事前にその旨を伝えておくといいでしょう。

上司や同僚との関係性によっては、気持ちを伝える際に、チャット機能にあるイラストスタンプなどを活用するのもいいかもしれません。

話の速度についていけない

会話や会議の進行について、表情やハンドサインを使って理解度を示すようにしましょう。

また話の速度についていけない際は、挙手などで合図を送りテキストで伝えるなどをして、その場で質問をまとめておき後から相談する機会を設けましょう。

通勤環境

通勤ルートや時間帯が通勤ラッシュと重なるかどうかをチェックしましょう。

聴覚障害のある方にとって、人混みが多い中での通勤は危険も多く存在し、非常にストレスも大きくなります。

時差出勤やフレックスタイムなどを活用できるかどうか、職場や上司に確認しておくとよいいいでしょう。通勤や外出中に、万が一(災害、事件や事故など)のことに備えて、緊急連絡アプリをインストールしておくことをおすすめします。

何かあったときのために、近くにいる人に協力をお願いするためのコミュニケーションツールを探しておきましょう。

聴覚障害の方が利用できる就職・就労支援

聴覚障害のある方が仕事を探す際には、疾患や障害のある人の就職活動を支援する専門機関を利用すると自身に合った仕事を見つけやすくなります。

障害福祉や就労について、幅広い知識と経験を持つスタッフのサポートを受けながら仕事探しをおこなうことができます。

ハローワーク

ハローワークには、障害や疾患のある人の就労を支援する窓口「専門援助部門」があります。

求人数や就職件数が多く、障害者雇用枠の求人紹介のほか、障害のある方を対象にした就職や働き方に関する相談やカウンセリングもおこなっています。

地域障害者職業センター

地域障害者職業センターは、障害のある方の就職に対して専門的な職業リハビリテーションを提供している機関で、全国の各都道府県に設置されています。

専門職員として、障害者職業カウンセラーやジョブコーチ、相談支援専門員などが在籍しているため、障害のある方に向けた専門性の高い支援が特徴です。

障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターは、障害のある方の身近な地域において、仕事と生活の両方の相談ができる機関です。

障害のある方の自立と安定した職業生活の実現を目指しており、全国に334センター(2018年4月2日時点)が設置されています。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所は、一般企業への就労を目指す障害や疾患のある方に対して、求職から就職までの一連の過程をサポートする事業所です。

利用者は事業所に通い、ビジネスマナーや職業トレーニング、面接や履歴書対策などの就職活動のサポート、就職後の定着支援などを受けることができます。

 

LITALICOワークスは、「企業に就職したい」「働きたい」という思いを持っている方に対して、ビジネススキル向上のためのワークショップ、ご本人にマッチした求人開拓、就職後の対人関係サポートまで、一人ひとりの自分らしい働き方の実現に向けて、一貫したサービスを提供しています。

障害特性への理解があるスタッフにより、精神障害・身体障害・知的障害のある方に限らず、発達障害や難病のある方など幅広い方に利用いただける環境を整えています。

また、自分に合った働き方を見つけるために数多くの企業で実習できる機会を提供しています。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

まとめ

IT技術の発達によって、聴覚障害のある方が事務職に取り組みやすい環境が整い、幅広い仕事への就業機会が生まれています。

働く環境に対して事前に必要な配慮や工夫を伝え、理解してもらうことで、安心して長く働き続けることが可能です。

 

LITALICOワークスでは「就労移行支援」「就労定着支援」「相談支援」の3つのサービスを提供しています。

ぜひいつでもお気軽にご相談ください。

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