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障害のある方の就職事例

アルコール依存症(精神障害)の仕事・就職事例 -行政・事務-

アルコール依存症(精神障害)の仕事・就職事例 -行政・事務-

アルコール依存症でも働ける?

男性/30代/行政/事務職

アルコール依存症(精神障害)

アルコール依存症は通院していれば治る?

高校3年生と浪人の時に2度の大学受験でうまくいかず断念したUさん。同級生がキャンパスライフを送っている姿を見て嫉妬したり落ち込んだりし、やがて引きこもりがちに。しかし働かなければと思い、アルバイトをはじめました。

職場での飲み会に誘ってもらい、お酒を飲むと嫌なことを忘れられることが分かりました。アルコール摂取量が増えていくうちに遅刻や欠勤も増え、勤怠について上司から咎められました。ずっとこの仕事をするわけじゃないと思い、3年続けたアルバイトを退職しました。

仕事を辞めたら心が空っぽになりアルコールで埋める日々が続きました。20代後半になった頃、お酒がなくなって寝ていたところ、寝汗が大量に出て、手の震えに体のだるさなど今までになかった症状が表出。

アルコール依存症ではないかと疑っていた母親が異変に気づき、アルコール依存症の専門医療機関へ行き、アルコール依存症と診断されました。

自助会へ行くことを勧められるも、自分はそこまで重症ではないと判断。参加しなくても通院のみでアルコール摂取をやめられると思っていました。

しかし数ヶ月間断酒に成功し、アルコールは必要ないと思っていた時にふと飲んでしまい再び依存へ。主治医の指示で通院と共にデイケアと断酒会に通うことになりました。

遅刻しても決まった日に通い続ける

断酒会に参加してからいろいろな方の話を聞いて「自分だけじゃないんだ」と思い直したUさん。自分もこのままではダメだと思い、しばらくデイケアと断酒会に通いました。

数年経った頃、デイケアにあったLITALICOワークスのパンフレットで、障害のある方が一般企業で働いている姿を見て「自分でも働けるのかな」と半信半疑で相談へ。

スタッフに「一人ひとりにあった目標やペースでサポートします」と伝えられ、自分1人では何ができるか分からないUさんはLITALICOワークスへ通うことを決意しました。

朝が苦手なUさんは、起きられるか心配とのことで週3日からスタートしましたが、何度も寝坊してスタッフからの電話で起きるという日々が1ヶ月ほど続きました。スタッフは今からでも午後からでもいいから来て欲しいと伝えました。

寝坊をして遅れても週3日通うことから徐々に慣れていき、3ヶ月後には週5日フルタイムで無遅刻無欠席の状態にすることができました。Uさんは「こんなに早く生活リズムが整うと思わなかった」と驚いていました。

これまでの職歴はアルバイトで梱包・ピッキングの経験のみです。目標や内容を設定する際に何ができるのか・何が向いているのか分からないかわりに、何でも経験したいと集中してトレーニングにはげみました。

スタッフはUさんのトレーニング内容を見て、スピードも正確性もバッチリだったため、事業所で利用者が過ごしやすい環境を作る担当(休憩スペースの配置や備品調達、電化製品の導入など)を依頼しました。

すると細かい所に気付くことができ、課題解決もスムーズ。Uさんは謙遜していましたが、頑張ったこと・成長したことを伝え、記録しておきました。

仕事はできても印象が良くない

就職活動に向けてより本格的な経験を積むため、近隣のLITALICOワークスへ出向いて事務業務に取り組んだり、企業や業務のことを知るために見学やインターンへ行ったりしました。

通勤にどのくらいかかるのか、どのような方々が働いていてどんな仕事をしているのかを体験を通して確かめました。Uさんの目標にある「自分に向いている仕事を探すこと」の達成を目指して、他の利用者の3~4倍ほど企業インターンに参加しました。

Uさんの業務の評価が良かったため、企業インターンの中で面接に進めればいいなとスタッフは思っていました。しかしUさんには弱点がありました。やる気はあるのですが表情がなく見えてしまい、企業インターンで実務の評価は高くても印象があまりよくありませんでした。

模擬面接の時に笑顔を意識したり、表情筋トレーニングをしたりしましたが、実際に企業へ行くと笑顔は一切作れず……仕事はできるのにもったいないと思いながらも、スタッフは就職活動をおこないながら企業インターンで実際に業務を見てもらいってアピールする方法を続行することにしました。

LITALICOワークスから十数名就職している企業担当者から、新たに1名採用したいという依頼があったため、スタッフはUさんを提案しました。すると障害名の「アルコール依存症」を見て「精神障害や発達障害のある方をたくさん見てきたけれど、アルコール依存症だとどう対応すればいいか分からない」と懸念の声。

当時、Uさんの通っていたLITALICOワークスや近隣のLITALICOワークスで診断名がアルコール依存症の方がおらず、考えたスタッフは先に人柄や合理的配慮を説明してから応募することにしました。

就活しながらスキルアップ

就労移行支援事業所の利用期限は原則2年間と定められています。Uさんはあと3ヶ月半で2年間になるため、行政によっては利用延長申請を出せば期間を少し伸ばすことができます。

利用延長申請は利用期限の3ヶ月ほど前に提出しなければならず、スタッフはこの件をUさんに切り出すか迷っていました。なかなか応募書類が通らない状況で落ち込み気味の所に、あまりよくない話を切り出したくないと思っていました。

そろそろ切り出さなければと思っていた矢先、以前Uさんが企業インターンでお世話になった行政機関から事務職の求人が出ました。

企業インターン時に業務の評価が高かったため、Uさんに意思確認をしてから、担当者へ人柄や性格、断酒会に行くため残業ができないなどの配慮事項を伝えると、「再度企業インターンに来てほしい。前回とは違う業務を見てから判断します」との返答がありました。

スタッフは「無理に笑顔を作らなくていい」「いつも通りのUさんを見てもらわないと就職できたとしても後に疲れてしまう」と伝え、送り出しました。

はじめは5日間業務をおこなってから今後について決めるとのことでしたが、3日目を終えた時点で、担当者より「前回よりスキルアップしているように見える。面接させて欲しい」とうれしい申し出がありました。

Uさんは就活のかたわら、パソコントレーニングにも力を入れていたため、スキルアップにつながり評価されました。そして面接に進めたことを伝えると「このチャンスを逃しちゃいけない」と意気込んでいました。

働きやすい環境で働く

面接は、スタッフ同席の上でおこないました。翌日、内定の連絡をいただきました。担当者から「事前にUさんについての情報がたくさんあり、想定以上のスキルを持っていて一緒に働くのが楽しみです」とのコメント付きです。

Uさんは「1人では就活できなかったと思う。諦めずに付き添ってくれてありがとうございました」と感謝の言葉を残して卒業していきました。

現在、定着支援サービスを利用して月1回面談をしています。

「上司に出張のおみやげでお菓子をもらった」「LITALICOワークスで鍛えられたから無遅刻無欠席」などのうれしい話から、「表情ないことをいじってくれるから素でいられる」「コロナ禍でアルコール消毒はしているけれど、アルコールは1滴も飲んでいない」という冗談まで、ネタが尽きることはなく毎回時間をオーバーして話をしてくれます。

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