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障害のある方の就職事例

適応障害(精神障害)の仕事・就職事例 -サービス業・事務-

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障害者雇用で働く理由

男性/20代/サービス/事務職

適応障害(精神障害)

完璧主義で失敗が怖い

有名国立大学在学中に就職活動がうまくいかず引きこもりがちになっていたKさん。卒業後にに再度就職活動をして、無事就職。

しかしはじめての就職で待ち受けていたのはノルマやパワハラ……Kさんはそれらに耐えがたくなり1ヶ月未満で退職しました。「友だちは大手有名企業や官僚として働いているのに自分は働いていない」ということを受け入れることができず、自傷行為をして緊急搬送され精神科に入院したこともありました。

入院時にパーソナリティ障害との診断ののち、カウンセリングを受けていくと適応障害へ診断名が変更されました。

その後、デイケアに通っていくうちに症状が緩和されてきたため、主治医の勧めでLITALICOワークスへ通うことにしました。

Kさんは「家族には障害のことは伏せていて、働いていることになっている。働いていない状態で実家に帰りたくない」と話してくれました。目標を決める時に、就活で2度失敗しているので急いで就職するのではなく慎重に進めることにしました。

Kさんが苦手とすることは困りごとや悩みなどを自己発信することでした。LITALICOワークスを利用しはじめてすぐの頃、スタッフが声をかけるまで考え込んでいました。

LITALICOワークスを利用した日の最後に、その日取り組んだことを振り返り日報を提出します。その際に話をすること、週に1回は質問をする時間を設け悩みを話すことをスタッフとKさんとで取り決めました。

するとトレーニングやプログラムを進める中で、小さな失敗で落ち込んでいることが分かりました。スタッフは都度「失敗は誰にでもあること」と伝えましたが、Kさんの完璧主義な性格はそれを許しません。少しずつ失敗体験を積み重なっていき、そのことでさらに落ち込んでいる状態でした。

自分に向かう厳しさが他者にも

Kさんが失敗だと思うことを把握するため、日記に書き出して1ヶ月後にスタッフと一緒に振り返ることになりました。「Kさんの失敗」は1ヶ月間で20~30件ほどたまっていました。

スタッフと一緒に、どのような失敗であったか1つずつ振り返ってみました。そうすることで、徐々に「その時は失敗に思っていても、後に確認すると失敗ではないかも」と思うようになったそうです。

振り返りを繰り返す中で、Kさんは「失敗すると、その瞬間は落ち込んでしまうかもしれないけれど、その経験は後につながっている」ということに気付きました。

スタッフは、「この失敗にはこういった良い側面もある」と事実の見方を変えるようフォローしていきまし、落ち込んだ時の対処法を一緒に考えました。

休憩時間では他の利用者と仲良くするより、1人で過ごすことが多かったKさん。ある時、ルールを守らない利用者に対して睨んでしまうことがありました。

話を聞くと「自分ができることは他人にも求める」という考えの元、相手にそれが伝わるようわざとそうしたとのこと。スタッフは「社会に出るといろいろな方がいる。Kさんができることが他の人にもできることではない」ということ、他者の行為を許容できるようになるにはどうすればいいか面談を重ねました。

ビジネスマナーやパソコン操作については1度テキストを読むと覚えてしまうスキルを持っていました。特にパソコンに関してはタイピングやソフトの理解が上級レベルにまで達していました。

ストレス対処法の1つにパソコンのスキルをあげることが加わりました。またLITALICOワークスの近隣にある事業所が合同でタイピング大会をおこなった際、Kさんはダントツのスピードで優勝、パソコンスキルをいかせる仕事を目指すことにしました。

障害があるように見えないことが辛い

しばらくはスタッフから声をかけたり面談を週1回おこなったりしていましたが、就職後のことを考えて、徐々に回数は減らしていくことを伝えました。

しかしKさんは次第に「見放されている」「誰からも見られていない」と思うようになりました。声をかけてもらうことで安心すると分かると、スタッフから1日1回声をかけることを約束し、Kさんの合理的配慮事項に加えることにしました。

孤立感を感じやすいこと、それがストレスにつながることは、KさんもLITALICOワークスに通うようになってはじめて気付いたそうです。

働くイメージをつけるため、企業インターンで事務職を体験することになったKさん。データ入力のスピードをいかせる事務業務をおこない、時間があまってしまうほど早く終わらせることができました。

企業からのフィードバックで「スキルが高すぎて弊社にはもったいない」と言われ、Kさんも単純作業でなくいち社員としていろいろなことを責任をもって任せてもらえる仕事で大手有名企業での正社員で働きたいとスタッフに伝えました。

職歴やアルバイト経験がないKさんにとって、大手有名企業での正社員としていろいろなことを任せてもらえる障害者雇用の仕事という条件はハードルが高く、スタッフは求人を探しましたが募集要項には経験者のみの求人ばかりでした。

障害者雇用でなく一般雇用でどうかと提案するも、「障害があるように見えないこと、分かってもらえないことが辛いため、障害者雇用がいい」と譲れない条件でした。

厳しい条件でも諦めない

Kさんの希望条件を妥協せず、スタッフはできるだけ力になりたいと思い求人を探し回りました。一般に公開されている求人やLITALICOワークス専用の求人の中では見つからず、人材紹介会社へ協力依頼をして求人の開拓をおこないました。

求人を探している間、スタッフはKさんへ模擬面接や自己PRをチェックすることを提案するも、「応募する求人がないのにスタッフの時間を割くのは心許ない」と遠慮がちになるKさん。急に求人が出るかもしれないし、スタッフへの心遣いはありがたいけれど今遠慮するところではないことを伝えると、承諾しました。

しっかりと時間をかけて準備し、模擬面接をしてみたところ。はじめてとは思えないほどパーフェクトでした。そうするうちに、Kさんの希望に合う求人が出ました。企業研究に数日かけたり、応募する前に書類で通らなかった時の対処法などを考えてしまったり、紆余曲折を経て求人に応募しました。

1つ目の求人は書類審査が通らず、2つ目の求人が出た時には、未経験でもスキルが高いことを見てほしいので実際に働いている姿を見た上で判断していただきたい旨を企業に説明すると、OKとの回答が。

スキル次第では面接もしてもらえるとのことです。数日間の業務を確認後、面接に進むことができました。面接問答集を何ページも作成し、面接に臨みました。その後、採用の連絡をいただき「これで正月、実家に帰れる」と大喜びのKさんでした。

1年後に正社員へ

入社が決まった会社では、スキルに合わせていろいろな仕事ができますが、はじめから正社員ではなく定められた条件を満たせば正社員・昇給があるということでした。

Kさんは頑張れば正社員の道があり、昇給も段階を踏んであることを承諾して面接に挑んでいました。入社後、職場の定着支援を目的とした面談では「未経験ではじめから正社員は欲張りすぎだと分かった」と笑って話をしていました。

もうすぐで就職してから1年が経ちます。半年を過ぎたころから月1回ほどの出張も任されるようになりました。先日、入社前に提示されていた条件を満たしたため、正規雇用の連絡をもらうことができました。

Kさんは喜んで「声をかけてもらわないと不安になる性格は相変わらずで、今でも毎日必ず声をかけてもらっています。いろいろ仕事を任せてもらえるし、正社員の道が開けたことに感謝しています」と面談で話してくれています。

 

※プライバシー保護のため、一部の文章について事実を再構成しております。

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