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就職事例ストーリー

パーソナリティ障害・うつ病(精神障害)の仕事・就職事例 -事務-

パーソナリティ障害・うつ病(精神障害)の仕事・就職事例 -事務-

失敗を超えて、理想の職場に

女性/20代/金融/事務職

パーソナリティ障害・うつ病(精神障害)

うつ病とパーソナリティ障害の併発

物心ついた頃から両親が不仲で孤独感をずっと抱えていたというTさん。次第に父親の暴力・暴言も加わり常に緊張状態でいたそうです。

Tさんは、外では礼儀正しく人当たりのいい対応ができましたが、自宅に帰ると誰もいない時に発狂したり過食したり、時にはものに当たったりしてストレスを発散……本音を言える友だちがおらずパートナーに依存してしまう日々を送っていました。

新卒で企業に入社、退職後別の会社でも人間関係がうまくいかず退職。気分の落ち込みや自己否定感が強まり復職しても全く精神が安定せず睡眠障害のようになっていたため、病院の精神科を受診しました。

そこで反復性うつ病性障害と診断が下りました。主治医から就労移行支援事業所の存在を知り、複数の事業所で相談・見学をしました。パートナーと話し合った結果、LITALICOワークスに通うことを決めたTさん。

就労移行支援事業所を利用するには「受給者証」の申請手続きや行政窓口に提出する「サービス等利用計画書」など諸手続きが必要です。TさんはLITALICOワークスのスタッフと一緒に手続きをし、昼夜逆転していた生活リズムを整えるためまずは週3日から利用することにしました。

利用開始日までに再度病院へ行き受診したところ、主治医がTさんの行動を聞いているとうつ病だけではないと感じ、カウンセリングの結果「境界性パーソナリティ障害(BPD)」の診断が追加されました。

やり過ぎてしまうコミュニケーション

聞き慣れない「境界性パーソナリティ障害」に戸惑いつつ、Tさんはインターネットで検索すると自分に当てはまる項目がいくつもあり、辛いと感じる・不安になることが「障害」であり「性格」でないことに少し安心したそうです。しかし、辛さ・不安・孤独の払拭や解決には至りませんでした。

境界性パーソナリティ障害とは、主に
・気分や感情・対人関係の変動が激しく、自傷行為・素振りなどで周囲に動揺を与える
・感情や衝動的行動をコントロールが難しい
・人に見捨てられることを強く恐れ、不安を抱える

などの症状があり、日常生活や仕事で著しい苦痛や支障を引き起こしてしまう障害といわれています。

Tさんは相手のために(時として必要以上に)頑張ったり思いやりのある行動をとったり、距離感が近く人当たりの良い対応をしたりします。事業所内・プライベートで誘われることが多く、断りづらさからストレスをたびたび抱えるえるようになりました。スタッフはTさんの話をじっくり聞いて、今どのような状況でどう思っているのかの把握に努めました。

話をしていると、境界性パーソナリティ障害の方によくある自傷行為はないことがわかりました。対人関係でのストレスが多く抱えて情緒不安定だったり、睡眠障害が起きた時に服用する頓服薬を毎日継続し過食で自己肯定感を下げたりするため、スタッフは心配する日々が続きました。

しかし、翌日に声をかけるとケロっとしていて「心配してくれたんですかぁ」とうれしそうに答えるので、支援するスタッフはジェットコースターに乗っているようなイメージだったと振り返っていました。

気負いせず働くことを希望

しばらくはTさんの行動パターンを掴んだり信頼関係を築いたりするため、スタッフはプライベートな恋愛話や世間話まで自由に感情を表現できるよう聞き受けていました。

しかし就労移行支援事業所は就職するために通う所です。このままTさんの話を聞き続けていると就職後も同様の対応をすることは不可能なため、スタッフは徐々に就職に関することとプライベートなことの話を切り分け、自己解決できるような支援に切り替えて、相談事などは面談時に話を聞くようにしました。

はじめは面談時以外も話を聞いてほしいという申告がありましたが、根気よく面談の時間内で話を終え、その面談でストレスを軽減できるようになっていきました。

生活リズムが整いストレスコントロールも自己解決が徐々にできるようになってきたため、就職活動をはじめたTさん。しかし、なかなか気になる企業がなく求人への応募に至りません。スタッフが検索条件を確認すると、事前に確認した内容と異なった条件で、求人の少ないエリアでの事務職で求人検索をしていました。

Tさんはパートナーにいろいろと相談しており、今まで都会のおしゃれな所で働くことに疲れていたから近隣で気負いなく働ける所の方が合っていると言われたとのこと。Tさんの自宅や通っているLITALICOワークスの近くにはあまり事務職の求人がほとんどない状況でした。

パートナーを絶対的に信頼しているため希望条件から外せないことを把握していたスタッフは、ハローワークや人材紹介会社と連携してTさんの希望する求人を探しました。

内定後、心配・不安でいっぱいに

希望条件の求人を諦めかけていた頃、ある企業からデータ入力メインの仕事があると提案をいただきました。勤務地は少々遠くなるものの、企業の採用ページで和やかな雰囲気や福利厚生などが気に入っていたため、提案いただいた業務に応募・面接へ進んだTさん。

面接は緊張しながらも問題なく終え、手ごたえがあったからか雇用前提の実習のオファー連絡をいただいた際にはにかむ程度に喜んでいました。

しかしその後Tさんの様子が気になったスタッフが状況を尋ねると、急に心配や不安でいっぱいになり、就業環境の細かな部分まで先に確認したいとのことでした。

事前に企業担当者へTさんの人柄や合理的配慮などについて伝えていたため、柔軟に対応してもらいTさんもスタッフも安心して初日を迎えられると思っていました。実習初日にスタッフと待ち合わせをした際に「栄養ドリンク複数本と一緒に薬を多めに飲んできたから大丈夫」と意気込んでいたTさん。

実は何度か同じようなことが過去にあり、数日後に体調を崩していたため、休憩を1時間に1回取るという条件を再度確認し送り出しました。

しかし、数日後に体調が悪くなり早退することになってしまいました。自己嫌悪に陥ってこのまま話が流れるかもしれないと思っていましたが、業務スピードが早くコミュニケーションもしっかり取れているとの評価をいただき、体調が戻ってから復帰してほしいとの連絡がありました。

何があっても安心して働ける環境

本採用前に体調が悪くなっても早退・欠勤しても、体調を心配してもらえる環境だとわかり、さらにこの企業に就職したいという気持ちが高まったとTさんは後に話してくれました。

その後、無事に本採用の連絡をいただき、就職が決まった時は大喜びをして嬉し涙を流していました。スタッフも喜びつつ、「栄養ドリンクは極力避け、処方通りに薬を飲む」を約束し、送り出しました。

就労移行支援は就職後も長く働き続けられるよう定着支援サービスがあり、定期的に面談をし、現在の仕事内容や職場環境をうかがいます。

Tさんは毎回時間の許す限りギリギリまで嬉しそうにいろいろと話をしてくれ、自分に合った職場を見つけることができて本当に良かったと最後に必ず言ってくれます。企業担当者からもどういう対応をすればいいかなどの相談はありますが、概ね高評価をいただき、これからもTさんを企業担当者・LITALICOワークス双方からフォローしていきます。

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