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障害のある方の就職事例

パーソナリティ障害・うつ病(精神障害)の仕事・就職事例 -事務-

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不安から試し行動

女性/30代/サービス/事務職

パーソナリティ障害・うつ病(精神障害)

セカンドオピニオンで発覚「パーソナリティ障害」

はじめてLITALICOワークスに訪れた際に、社交不安障害と診断されたと話すYさん。いずれ1人暮らしをしたいけれど、ブランクがあることを理由に相談にきました。相談や体験時にスタッフや利用者とにこやかに対応し、社交不安のあるように見えませんでした。

しかし、本格的にLITALICOワークスを利用することになった時に今までの様子と全く違い、コミュニケーションがうまくいかないことや希死念慮があることを話しました。

大学在学中のから精神的に不安定になり、エンジニアとしての長時間勤務で心身ともに疲れてしまったという話から、社交不安を和らげることや論理的に数値化して支援をする方法を採りました。しかし、あまり心を開いてもらえていないと感じ、Yさんについて事業所内のスタッフ全員で話し合いをしました

当時Yさんが通っているLITALICOワークスには臨床心理士の資格を持っているスタッフがいたので、言動を見て診断名に疑問を持ちました。

処方された薬を飲んでいない理由を聞くと「診断名も薬も信じられない」とのことでした。診断名に疑問を持っていたスタッフはセカンドオピニオンを受けることを提案し、一緒に別の病院へ行くことにしました。

そこでじっくり話をして診断されたのは「境界性パーソナリティ障害(BPD)とうつ病」。Yさんは違う障害名に驚くも、診断内容や特性を聞くと納得した様子。「病院を変えてよかった」と処方された薬を飲むようになりました。

やめられない試し行動

境界性パーソナリティ障害と診断されたことで、支援方法を傾聴し寄り添う方法へ変更することに。するとだんだんとYさんからの発信が増え、今まで「死にたい」との発言が次第に「ホームから電車に飛び込むから駅まで来て」などエスカレートしていきました。

本当は心配だから駅まで行きたい所ですが、できないことはできないと伝えました。その場では「もういい」と言って電話を切りますが、その後に「相談がある……」と連絡がくることに。

1度要求が通らないと、違う方法で「試し行動」をおこなうYさん。その度にスタッフは「できない」と断っても必ず心配しているというメッセージを伝えました。

異性のことで悩むことが多くあり、相談したい、話を聞いてほしいという発信があった際は極力話を聞き、勤怠を安定することを最重要視しながらリカバーする方法を一緒に考えたり、自己決定できるようにフォローしたりしました。

辛い時の発信方法がどうしても「死にたい」という言葉になるYさん。本当にそう思った時に言われても区別がつかないため、スタッフは発信方法を細分化することを提案しました。

Yさんは「本当に死のうと思っているわけじゃない。怖くてできない」とのこと。しかしこの先就職した後、会社で同じことを言ったらびっくりさせてしまうと懸念したスタッフはどのくらい落ち込んでいるかを3段階にわけ、できるだけ「死にたい」と言わないよう練習をしました。

働く職場の雰囲気が重要

信頼関係を築き、週5日LITALICOワークスへ通えるようになるまでしばらくかかりましたが「就職して1人暮らしをする」という目標へ近づけるため、働く上でどのような配慮があるといいかなど、就職活動に向けて準備をはじめました。

また数年のブランクがあり、エンジニア職以外の雰囲気が分からないため、企業インターンで事務職を体験することに。マナーもスキルも申し分ないと評価を受け、Yさんも経験のあるエンジニアでなく事務で働きたいと思うようになりました。

面接の対応方法やパソコンスキルに全く問題がなく第一印象がとても良いYさん。興味のある求人があり、応募から面接までとんとん拍子で進みました。

しかしYさんは面接後に不安が募り、翌日に内定が出たとしても辞退したいとスタッフに伝えました。理由を確認すると、面接官は人事担当者と上司にあたる方で、企業研究をしても面接でも一緒に働く人たちがどのような雰囲気か分からないことが心配とのこと。

スタッフは内定の連絡をもらいましたが企業インターン後に回答したい旨を担当者へ伝え、承諾を得ました。

Yさんが興味のある内定をもらった企業は、LITALICOワークスから就職した方もいるサポート体制が充実している所です。スタッフや企業がそう思っても、Yさんが安心して働くことのできる環境であるかは数日間では測りきれないため、1ヶ月のトライアルという形でスタートすることになりました。

就職後もフォロー

トライアル期間は少し体調を崩すこともありましたが、事前に対応方法を伝えて常に情報共有をしていたため、スムーズに終了。Yさんの不安はいつの間にか消え、「この企業で働いていけそうかもしれない」と安心した様子でした。

正式に内定をもらい、晴れて就職が決まると、Yさんは嬉しそうに他の利用者へあいさつ回りをしていました。スタッフも喜びながら、去年の冬に体調をかなり崩したことを思い出し、もうすぐ誕生日やクリスマスが近づいていることで同じようなことが起こらないか一抹の不安がよぎりました。

LITALICOワークスは、就職した後も職場定着支援として引き続きサポートをしています。Yさんが正式に社員として働きはじめてまもなくSOSのサインが出ました。他の社員と比べて「私は仕事ができない」と思っているとのことでした。

「働きはじめたばかりでYさんより職歴が長い方と比べたらできないことが多いのは仕方のないこと」と伝えると、安心した様子でしたが少し元気がないように見え、声を掛けましたが大丈夫とのことでした。

翌日上司からYさんが死にたいと言っていると連絡が。今まで一言もそのワードを出していなかったため、詳細を聞くと、上司とは面談や社内ツールではなく、SNSでやり取りをしているとのことでした。

情報共有の際に、「Yさんからプライベートな話が上がった際は聞かずにLITALICOワークスへ連絡してください」と依頼をしていました。スタッフは3者面談で相談内容の切り分けして、仕事のことは上司に相談、プライベートに関する相談はLITALICOワークスへ相談することを決めました。

安心して働き続けられる環境

相談先・内容の切り分けをしてから、企業でフォロー体制を強化する案が持ち上がり、フォローする社員が2名体制になったことを聞いたスタッフは、Yさんの就職先に間違いなかったと確信をしました。

プライベート面では鬼門としていた冬の間にメンタルのダメージを受け、勤怠が少し乱れましたが持ち直しました。現在も企業から手厚いフォローを受けながら働き続け、就職してからもうすぐ1年半を迎えます。

パーソナリティ障害は、年齢と共に緩和されていくと言われています。気分の波があるのは誰でもあることなので、企業、LITALICOワークスで協力し合いYさんがこれからも安心して働き続けられるよう定着支援をしていきます。

 

※プライバシー保護のため、一部の文章について事実を再構成しております。

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