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障害のある方の就職事例

精神障害(統合失調症)の方の就職ストーリー

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精神障害(統合失調症)の方の就職ストーリー
障害者雇用チームの
リーダーとして働く

I.Yさん
LITALICOワークス利用期間6ヶ月
まいばすけっと株式会社

チームリーダーとして
障害者雇用の一端を担う

向き合ってくれる仲間がいる

現在、まいばすけっと株式会社が運営するスーパーで障害のある方で構成された商品陳列チームのリーダーとして働いています。日に2店舗、店内が混雑する夕方までに商品を補充し、陳列を整えてお客様が購入しやすくする環境をつくることが私の仕事です。

チームリーダーは店舗の従業員さんとチームメンバーの橋渡しをする役割があります。今のチームは3チーム目なので、今までの経験を生かし、「この人にはこのように対応するのがいい」と人によって対応の仕方を変えています。

先輩の手助けや定着支援でのフォローがなかったら、今の自分はありません。

アルバイトとゲームから
抜け出せない日々

アルバイトとゲームから抜け出せない日々

統合失調症を発症したのは20歳頃の時です。スキーサークルに入って大会に出たり、インストラクターのアルバイトをしたり、資格を取得したりして、楽しい時期もありました。しかし20歳になった時、「大人になる」「責任を持たないといけない」という新たなプレッシャーで不眠になり、次第に妄想・幻聴に悩まされるようになりました。そして症状はどんどん悪化し、親の援助が必要に。通院治療するも症状は改善せず、親の希望で入院をすることになりました。

入院期間は100日間。退院後2ヶ月くらいで「もう治った」と思い込み通院を止めました。その後、たまに調子を崩すこともありましたが、自分の調整力だけで何とか過ごしました。大学は入院期間があったため、授業内容についていくことができず中退しました。

しばらくは自宅療養しながら、スキーのインストラクターとして期間限定のアルバイトをしていました。しかし定職には就かず、大好きなゲームにのめりこんで、昼夜逆転の不健康な生活を送っていました。そして退院から12年後、また同じ症状が出ました。再び100日間の入院生活がはじまりました。この時は親に迷惑をかける前に自分から入院を申し出ました。

退院後もなかなか体調が優れず、主治医に相談。「大自然の中で過ごすことは精神的にもいい」ということで、スキー教室に通うことにしました。そこでスキーのインストラクター最上級の資格を取得し、その後も期間限定でインストラクターのアルバイトをしていました。

働く障害者との出会いで
就職する意欲が湧いた

働く障害者との出会いで就職する意欲が湧いた

30代後半になった頃です。昼夜逆転している生活のリズムを整えるために、主治医の勧めで病院併設のデイケアに通うことにしました。

デイケアは9~15時、週5日通う約束でしたが、宅配のアルバイトも並行していたため、はじめの頃は遅刻をたくさんしました。その中で、アルバイト中のバイク走行時に転倒して骨折。不注意が原因で退職せざるを得なくなりました。アルバイトがなくなり気持ちが落ち込んでいましたが、段々とデイケアで活動することが源になり、無遅刻無欠勤になりました。デイケアにしっかり通えるようになったことで自信がつき「就労もできるのではないか」と思えるようになりました。

ちょうどその頃にLITALICOワークスを1年くらい利用して就職した方がデイケアにいらして、その方の話を聞いていくうちに私も同じように働きたいと思いました。LITALICOワークスへ連絡をして体験に行きました。

そこでは就職への意欲が高い人たちが多く、就職に向けて頑張っている姿が輝いて見えました。私はこれまで障害を伏せて働いていましたが、障害を開示して働く「オープン就労」を希望することをケースワーカーに相談。よくよく話しを聞き、LITALICOワークスに通うことを決めました。

人と比べない、
自分のペースで進めばいい

人と比べない、自分のペースで進めばいい

デイケアで生活リズムが整っていたので、LITALICOワークスに通うことはむずかしくありませんでした。事業所には一番乗りで通い、それが安定していたのでこのままでいけば「就職しても勤怠は大丈夫」という確信がありました。

しかし、同時期に通っていた人たちが高学歴だったり、大手有名企業に就職したりして「みんなすごすぎる」「こんな僕でも就職できるのかな」とプレッシャーに押しつぶされそうになりそうでした。面談でスタッフがある歌の歌詞にある「ナンバーワンじゃなくていい、オンリーワンでいい」という言葉をかけてくれたことで、気持ちが立ち直りました。

LITALICOワークスのプログラム全般が自分にとって合っていると思ったので一通り受けました。時間が空いている時は2~3回プログラムを受け直しました。そうすることによって、1回目とは境地が変わり、発見が多くありました。

その中で、今でも役に立っているプログラムが「アサーティブな自己表現」です。アサーティブとは、相手の意見を聞き、自分も主張をするコミュニケーション方法の1つです。

私は気になることがあると、相手が何か言う前に指摘してしまうことがよくありました。言われた相手はよく思わないだろうと分かっていても、思ったことをすぐ口に出してしまうため、きつい人だと思われることもありました。しかし、このプログラムを受けてから、相手の言うことをきちんと聞き、自分の言いたいことを伝えられるようになりました。

またK-STEPシート※も役に立っています。毎日記入していると自分の調子がわかり、気付いていないところも見えるところがいいと思います。

※セルフケアシートに体調をチェックし、「体調を見える化」することで、病気や障害・セルフケアの理解を促進、スタッフへ報告。スタッフも報告を受けることで障害特性や体調を共有できるメリットがあるツール

プライベートは、野球観戦・ラーメンなどの食べ歩き・ゲームなどでリフレッシュ。ゲームは1日2時間まで。1日8~9時間くらい睡眠をとるように心がけている。

実習は自分のことを
知ってもらう場

就職活動を通して、最終的な就職先は2つに絞りました。
・介護関係:今後伸びる業界だと思ったし、人と話すことが好きだった
・品出し:デイケアでLITALICOワークスに通って就職した方の話を聞いて興味関心が高かった

まずは介護関係。高齢者のデイケアサービスに実習へ行きました。みんなに届くように大きな声でゆっくりとあいさつをしたら、理事長の方から高評価を得たことが嬉しかったです。次に行きたい実習先があったのでこちらは一旦保留とさせていただきました。

次に、品出し業務。まいばすけっと株式会社に実習へ行きました。兼ねてから興味があった、チームリーダーの募集求人だったので、スキーのインストラクターをやっていた経験が生かせると思いました。体験後は雇用前実習へ進み、これからここで働くことになるかもしれないという緊張の中で、実際に働いている姿を見てもらいました。
その後の面接では緊張もしましたが、自分の言葉で話すことができました。面接に臨むにあたり、模擬面接を何度も繰り返しました。

もしこれから面接をされる方へ。その場で即答できなければ「少しお待ちください」と言って考えてから発言すること、自分のできること・できないことを明確にして話しをすることが大切だと思います。

「今日も楽しく働いた」と
みんなが思える
チームづくり

自立した社会人として一人暮らしをするのが夢

その後、まいばすけっと株式会社より、正式採用の連絡をいただきました。
「目を見て話し、あいさつは笑顔で」をモットーに日ごろから仲間とのコミュニケーションを大切にしています。チームのマネジメントについては、「チームメンバーみんなが今日も1日、休まず楽しく終了できてよかったな」と思えるように心がけています。

仕事で達成感を感じるのは、大量に積んである段ボールを見て「この量はきつい……」と思っても、チームメンバーみんなでコツコツ進めていって山積みのそれらがなくなった時です。形で見える成果は、やりがいがありうれしいですね。

入社3ヶ月後でリーダーになり、はじめはプレッシャーをとても感じましたが、先輩にいろいろと助けてもらいました。LITALICOワークスのスタッフには「もう少し報告をした方がいい」「自分からチームのメンバーに声をかけた方がいい」というアドバイスをもらって、段々と自信をつけていきました。

LITALICOワークスの定着支援サービスが先月で終了してしまったので、相談事などはデイケアの職員に話をきいてもらっています。辛いと思うことがあるとLITALICOワークスに通っていた同期からもらった寄せ書きを読むと、「よし、頑張ろう」と思います。

目標は、ずっとこの会社で働くこと。今より責任が重くなると思いますが、いずれは正社員になりたいです。そのために頑張っていきたいと思っています。

企業さまからのコメント

まいばすけっと株式会社
(左)人事総務部 黒川 様
(右)人事総務部 齊藤 様

プロ意識が強く、みんなから頼られる存在

I.Yさんは通常業務の他、商品陳列チームのリーダーとして、店舗の従業員さんとチームメンバーの橋渡しとして活躍しています。

プロ意識が高いI.Yさんの作業は迅速丁寧で、他の従業員からも頼りにされています。商品知識に関しては店長よりも詳しいことがあり売場づくりを任されることもあります。

入社後3ヶ月でリーダーに任命されたことについては、ご本人もプレッシャーがあったかと思います。困ったときはLITALICOワークスのスタッフさんに定着支援の面談時に相談され、段々と成長されていったように感じています。

当社では、現在70名の障害のある方が活躍されていますが、その内8割の方が就労移行支援事業所を利用されていた方です。

就労以前から関わりのある支援者がいることで、ご本人の安心感に大きな影響があります。就労移行支援事業所を利用されていた方の方が定着率は高く、安定している印象です。

時には厳しく、時には優しく接してくださる支援者さんがいらっしゃるので、私たちも安心して業務に取り組めています。

そのひとりのストーリー

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