適応障害の方の就職・復職・転職活動のポイントと事例
適応障害のある方の働く上でのよくある困りごと、就職・復職・転職活動のポイントやLITALICOワークスを利用して就職された方の就職事例をご紹介します。
・適応障害の診断がでたときのこと
・障害で苦労していたこと
・以前の仕事・職場のこと
・LITALICOワークスで学べたこと
・企業実習(インターン)や就職活動のこと
・就職後も長く働くための工夫・・・など
障害・年代・業種ごとの様々な就職事例をご覧ください。
適応障害とは
適応障害とは、ある特定の状況や出来事によるストレスの原因に対応できず、感情や行動の症状によって仕事や学業、家事育児など社会的機能が困難になったり大きく阻害されたりする状態のことを言います。主症状に、憂うつ、過度な不安、体調不良などが挙げられます。ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善へ向かうと言われています。
就職・転職での困りごとは?
適応障害の原因はストレスです。仕事や学校、家庭などの社会生活をする上で起こる環境変化や人間関係におけるストレスを軽減する必要があります。1人で解決しようとせず、医師や家族などの協力のもと、ストレス要因を把握しなるべく遠ざけることが大切になります。
就職・転職活動を進めるために
ストレス要因が分かったら、どのように対処するかが重要になります。可能な限りストレスを取り除いた環境で過ごし、落ち着いてから就職活動をするといいでしょう。ストレスを取り除くことが難しい場合は、カウンセラーなどに相談しそのストレスに対処できるよう心持ちを変えるようにする必要があります。
LITALICOワークスでできること
LITALICOワークスでは「ストレスマネジメント」のプログラムで、自分に合ったストレス対処法を身に付けることができます。ストレス要因の把握が難しい場合はスタッフと一緒に面談を重ねて要因を見つけ、改善できるようにサポートします。
※本サイトで紹介している就職事例はごく一部です。
適応障害の方の就職・雇用事例
- 20代
- 事務職
- 広告代理店
新卒で入社後にコミュニケーションがうまくいかず人間関係に悩み、適応障害と自閉症スペクトラム障害と診断されたHさん。発達障害ということをなかなか受容することができず……
- 40代
- 事務職
- メーカー
就職してから人間関係に悩み、転職しても改善されず適応障害と診断されたTさん。対人緊張があり、緊張してうまく話せず言葉がつまってしまい、就労移行支援事業所を変更……
- 20代
- 事務職
- サービス業
就職活動で2度うまくいかず適応障害と診断されたKさん。何事も準備万端でないと気が済まない性格と自覚をしていましたが、LITALICOワークスにて働く上で必要な条件がわかり……
- 20代
- IT関連
- 事務職
初めて勤めた会社で叱責を受け、不規則な勤務体系が原因で適応障害と診断されたSさん。転職した会社でも体調を崩し、2社とも1年未満で退職。父親から障害の理解を得られず……
- 30代
- アパレル
- 事務職
洋服が好きで転職してアパレルショップの店長をしていたJさん。店長の能力を評価されエリアマネージャーへ昇格後、不安を抱えたまま仕事をし続け疲労とストレスからうつ病だと……