就職活動対策
就活の面接マナー
就活の面接は、あなたのことを面接官に知ってもらう大切な場です。 せっかくあなたに働く意欲があっても、不適切な姿勢や態度をとってしまうと、面接官は良い印象をうけないでしょう。まずは面接マナーや身だしなみの知識を身につけましょう。
事前に想定される質問の回答を用意して、はきはきとした挨拶や応答ができるよう、ご自身で練習してから本番の面接に臨むといいでしょう。
面接マナー、これだけは気をつけよう!
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面接会場には10分前に到着しましょう。
面接では1分でも遅刻は厳禁。余裕をもって面接会場には10分前に到着するようにしましょう。但し、早すぎても良くありませんので、15分前~10分前程度に着くように心掛けましょう。受付に着いたら、担当の方に「本日●時に面接のお約束をしております●●と申します」と礼儀正しく名乗りましょう。
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面接前の控室でもきっちりと!
面接にいくと控え室や受付で待つことが多いですが、待つ時間も態度には気をつけましょう。
例えば、携帯電話を触ったり(携帯電話の電源は切る)、話をしたり、ゲームをしたり、雑誌・本を読んだり、横柄な座り方にならないように注意しましょう。
面接マナー、服装は好印象の第1歩!
面接の服装はスーツを着ていくのが一般的ですが、それ以外にも気をつけることがあります。シャツやスーツに、シワやシミなどがついてないか、香水など強い臭いを発してないか、靴は磨かれているか等。
清潔感ある身だしなみを整えることは大事なビジネススキルの1つです。面接官に好印象を持って貰えるように心がけましょう。
女性
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1髪型
まとめてすっきりした印象で。
フケや寝癖は直す。 -
2顔
健康的なメイクを。
派手なメイクになりすぎ注意。 -
3手元
爪は長すぎない・派手にならないように。
マニキュアを塗る場合はきちんと。 -
4服装
紺やダーク系のスーツ。
スカート丈は膝中心が隠れる程度。
派手なアクセサリーは控える。 -
5足元
ストッキングは自然な肌色。
ピンヒールやミュールはNG。
男性
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1髪型
まとめてすっきりした印象で。
フケや寝癖は直す。 -
2顔
ヒゲはきれいに剃る。目ヤニや鼻毛に注意。
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3手元
爪はきちんと切っておく。
A4サイズの書類が入るビジネスバックで。 -
4服装
紺やダーク系のスーツ。
大きすぎず小さすぎず。
襟足などの汚れ、シワに注意。 -
5足元
靴下のダーク系で、靴は磨いておく。
面接の流れやマナー
面接の流れやマナーをご紹介します。面接官は、姿勢や態度、挨拶や応答などさまざまなことを見ています。
挨拶は元気よく、面接中の会話は敬語ではきはきと応答しましょう。面接官と会話のキャッチボールができるよう、あわてずに取り組みましょう。
1.名前を呼ばれたら
「はい」と返事をして立ちあがり、案内に従いましょう。
2.入室
ドアを3回ノックしましょう。
「どうぞ、お入りください」と返事があったら、
「失礼いたします」と言って入室しましょう。
入室したら、後ろを振り向いてノブを丁寧に閉めましょう。
3.一礼する
面接官の方を向き、足をそろえてゆっくりと一礼しましょう。
4.椅子に向かい挨拶する
イスの左側に立ち、面接官の顔を見て、はきはきと明るい表情で「●●●(名前)です。よろしくお願いいたします」と言い、一礼しましょう。
またイスに座るのは面接官から「おかけください」と声を掛けられてからにしましょう。
「失礼します」と言って、浅めに座り背筋を伸ばしましょう。
5.面接中
面接官の顔を適度に見て話しましょう。
ジッと見続けると失礼になるので、適度に目線を外すことも大切です。
面接官が複数いる場合は、1人だけでなく複数の面接管に気を配りましょう。
また、頭をかく、貧乏ゆすりをする、髪をいじる、手いじりなどのクセは面接にふさわしくない行動です。このような落ち着きのない動作をしていないか注意しましょう。
面接中の会話は敬語ではきはきと応答しましょう。面接官と会話のキャッチボールができるよう、あわてずに取り組みましょう。声の大きさは部屋全体に通る程度で、大きすぎても小さすぎてもよくありません。
相手の話は最後まできちんと聞いてから、自分の考えを話しましょう。また分からないことは無理をせず「分かりません」と言いましょう。
6.退出
面接官が「これで面接は終了になります」と言ったら「本日は貴重なお時間をありがとうございました」と伝えてから立ちます。イスの横で再度「ありがとうございました」と伝えます。
ドアの方まで歩いたら振り返り、「失礼します」と言って一礼をして、退出しましょう。最後まで気を抜かないように心掛けてください。
面接でよくでる質問
必ず聞かれる定番的な質問「志望動機」、「退職理由」、「今までの職務経歴」、「自己PR」は面接前に準備しておきましょう。自分なりに考え、自分の言葉で話せるようにしておくことが大切です。
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志望動機
何故その企業に応募したのか?応募した企業だからこそ入社したい理由を具体的に話しましょう。また、単にやりたいことを伝えるだけでなく、応募した企業にとってメリットになる内容があれば盛り込んで話をしましょう。
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退職理由
退職の理由は、障害に関することでも正直に話しましょう。また、業務上の理由や人間関係で「●●●●が嫌だから」などのネガティブな表現は避けた方がいいです。望ましいのは「●●●がしたいから」という志望動機に繋がる内容です。
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今までの職務経歴
だらだらと今までの経歴を話すのではなく、応募した職種で、今までの経験をいかせる内容を強調しながら話しましょう。未経験の場合は、どんな業務でも共通するコミュニケーション能力、正確さ、責任感など、自分の強調できるエピソードを話しましょう。
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自己PR
これまでに働いた経験がある場合は、職務経歴書に記載した実例をあげながら、応募した会社でいかせるアピール内容を考えましょう。
働いた経験がない場合は、学生時代の経験やアルバイトなどの経験から、自分の強みをみつけてアピールできる内容を考えましょう。また、障害者雇用の面接は、障害のことを質問されます。以下にあげた質問に対し、自分の言葉で説明できるといいでしょう。
- ご自身の障害を説明してください
- 仕事をするにあたり、何か必要な配慮はありますか
- 仕事をするにあたり、何か不安なことはありますか
- 通院日などの配慮は必要ですか
就活において、面接は自分をアピールし知ってもらう場です。もし面接で失敗しても、何が問題だったかを振り返り、次の就活の面接で同じことを繰り返さないように、課題を見つけて取り組んでいきましょう。
それでも、どうしても「面談は苦手だ」「会話のキャッチボールができない」「自分のアピールがみつからない」「はきはき話したり、目をみて話すのがちょっと…」「そもそも面接まで至らない」などのお悩みがありましたら、ぜひLITALICOワークスにお問い合わせください。就労移行支援で就職活動の準備をし、ご自身にあった仕事や職場を見つけませんか?