高次脳機能障害とは、脳の損傷が原因で認知機能(神経心理学的機能)が低下する障害です。
脳の損傷というと「もう良くならない」と思ってしまいがちですが、適切なリハビリテーションをおこなうことで症状改善が期待できます。
ただ、「見えない障害」とも呼ばれ、外見からは症状が分かりにくいがゆえに、周囲への障害理解に工夫が必要です。集中力や記憶力の低下など日常生活に支障が出たとしても、本人自身が障害を自覚できず、周囲との関係が徐々に悪化するケースも少なくありません。
この記事では、高次脳機能障害のある方が働く際のよくある悩みと解決策を紹介します。