なにかしらの強いストレスが原因で「激しい気分の落ち込み」や「不安感」に悩まされている場合、適応障害(適応反応症)(※)を発症している可能性があります。
しかし、適応障害(適応反応症)の症状はうつ病と似ているため「どちらの疾患か判断がつきにくい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は適応障害(適応反応症)とうつ病の特徴や症状、診断基準について解説します。また、適応障害(適応反応症)やうつ病と上手く付き合いながら、仕事を続けるポイントもご紹介します。
(※)適応障害は現在、「適応反応症」という診断名となっていますが、最新版『DSM-5-TR』以前の診断名である「適応障害」といわれることが多くあるため、ここでは「適応障害(適応反応症)」と表記します。