Q.当時の状況は?
A.うつ病の症状が悪化して契約社員として勤めていた会社を辞めて、雇用保険の基本手当(失業給付)をもらいながらこの先どうしようかと悩んでいた時に、就労移行支援の存在を知って利用を開始しました。
Q.利用した目的は?
A.前職では上司とコミュニケーションがうまくいかず、ストレスをためたことで体調を崩しました。そのため、職場でのコミュニケーション、特に言いづらいことでも自分から発信するスキルをつけたいと考えていました。
Q.どのくらいの期間利用しましたか?
A.利用期間はおよそ10ヶ月くらいでした。コミュニケーションでは、話すタイミングや言葉の選び方などをプログラムで学んでいき、事業所内でもスタッフを上司と見立てて練習していきました。
Q.お金の面で苦労したことは?
A.失業保険の期限が迫ってくると不安になることもありました。しかし、今焦って就職をしてもまた辞めることになると考え、一度じっくり自分の課題と向き合う時間が必要だと思いなおして利用を続けました。おかげで就職先ではコミュニケーションに困る場面もほとんどなく、楽しく働くことができるようになりました。
Q.就労移行支援に通ってよかったことは?
A.自分のストレスの原因と、その対策が明確になったことです。これまではコミュニケーションがうまくいかないのは分かっていても、対策を考えることが難しいと感じていました。就労移行支援では、ストレスコントロールのプログラムやスタッフとの面談といったサポートがあったので、原因を深く考えることができ、具体的な対策を作ることもできました。