福祉大学を卒業したMさんは、人と関わるのが好きだったため介護の仕事に就きます。しかし1年経った頃から新しい業務がなかなか覚えられなくなり、悩むうちに体調を崩してしまいます。
受診すると適応障害(適応反応症)と診断され、入院ののち退職。療養後、再就職に向けてLITALICOワークスに通いはじめました。
自分の得意・不得意の理解や、軽作業を通してのルーティンワークのプログラム、「自己理解プログラム」などを通じて自分の人間性や障害についての理解を深めていきます。その後体調を崩して入院したため、一度LITALICOワークスを辞めましたが、回復後に再利用。
自己分析や4社での企業インターンを通して「やはり人と関わる仕事がしたい」という思いを抱いた頃、ある病院の求人を見て応募し、職場実習(※)を経て就職しました。
※職場実習とは、採用前に双方が働き続けられるかどうかを確認するためにおこなう企業インターンのことです。
Mさんの考える「自分らしさ」とは、「積極的に人と関わって、明るくはっきりと発言するという軸を持つこと」だといいます。
LITALICOワークスでは障害に関係なく、自分らしく過ごせた場所だったと感じているMさん。就職活動では、自己理解を大切にしながらチャレンジしていった結果、自分らしく働ける職場に出会うことができたのだそうです。