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お役立ち仕事コラム

ADHDの方が仕事をする上での悩み・解決策・復帰方法

ADHDは日本語では「注意欠如/多動性障害」という発達障害の一種です。

子どもの時は20人に1人程度がADHDであるものの、大人になると症状の一部が目立たなくなる人も多いと言われています。

 

ADHDには大きく分けて、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの症状があります。

 

日常生活には特に問題ないのですが、仕事においては困りごとが発生することがあります。

場合によっては、業務や周囲との関係がうまくいかなくなり、会社に行くことが辛いと感じることもあります。

 

この記事では、ADHDのある方が働く際のよくある悩みと解決策を紹介します。

ADHDの方が抱える仕事の悩み

ADHDの主な症状は「不注意」「多動性」「衝動性」ですが、具体的には以下のような特徴があります。

不注意

  • 整理整頓が苦手
  • マルチタスク(複数の業務を並行して取り組むこと)ができない
  • 予定の管理が苦手
  • 落とし物、失くし物、忘れ物が多い(書類、財布、鍵など)
  • 意識がそれる・注意力が散漫

多動性・衝動性

  • 身体を動かしていることが多い
  • 待つことが苦手
  • 計画立てて行動することが苦手
  • その場に応じた声量に調節することが苦手
  • 思ったままの言葉を口にする

このような特徴が業務や周囲との関係性に影響を及ぼし、悩むことがあります。

特徴が仕事で長所になることもある

ADHDの症状の中で「多動性」「衝動性」は強みとなることもあります。

  • 発想が豊かでアイディアが豊富
  • 好奇心がとても旺盛
  • 興味のあることには大きな集中力を発揮する<
  • 行動力や決断力がある

多動性・衝動性は単なる「障害」ではなく「特性」の一面を持つので、仕事上の強みになります。

ADHDと付き合いながら仕事を続ける方法

自分の弱みを補いつつ、これらの強みを生かせる職業に就くことで、ADHDのある方は活躍できる可能性があります。

個人の技術力やスキルが要求される仕事に就く

ADHDの方は、マルチタスク(複数の業務を並行して取り組むこと)やチームプレーが求められる仕事は得意ではありません。

また、注意力が散漫になる傾向があるため、他人の命に関わるようなミスの許されない仕事も避けた方がいいでしょう。

その代わり、個人の技術力・スキル・作業が大切な仕事では力を発揮します。

メモ・チェックリスト

ADHDのある方は、ミスや忘れ物をしやすいです。

そういったことを防ぐ工夫として、メモを取る習慣をつけたり、業務上ミスを繰り返しやすいことはチェックリストを作成してセルフチェックするようにしましょう。

同僚や上司にダブルチェックをお願いしてもらうという方法もあります。

スケジュールやタスクを常に書き出す

業務全体を把握するために、タスクや進行状況を書き出し「見える化」することで、思考や記憶が整理され、やるべきことが明確になり、集中力や安心感が生まれます。

タスクを書き出せば、目の前の作業に集中することができ、会議の意見をボードに書き出せば、議論に集中することができます。
日記に今日の出来事を書き留めることで、落ち着いて1日を振り返ることができ、明日に備えることができます。

書き出すことは複数の仕事を同時に進めたり、計画的に取り組む上で必要不可欠です。
ぜひ、スケジュールやタスクを積極的に書き出してみましょう。

最初に自分の特性を伝える

思ったままの言葉を口にすることや人の話を遮って発言をすることが多いというのも特性の1つです。

特性を頭で分かっていても、つい会議で不用意な発言をしてしまったり、上司の相談を仰がず大事なことを1人で決めてしまうことはありませんか?

本人に悪気はなくとも、そのような行動は「自己中心的である」「社会性がない」と判断されてしまうことがあります。

他意はなく特性であることを、周囲にもあらかじめ伝えましょう。そうすることで、相手も受け入れやすくなります。

不用意な発言があった場合は、教えてもらう関係性を最初に作りましょう。

休んでもいい?休職・退職しても大丈夫?

業務や周囲との関係がうまくいかず、今の状況のまま続けることが難しいと思ったら、医師や職場に相談しましょう。

もし、心身が疲弊している場合は、勇気を持って休むことも大切です。

LITALICOワークスを利用された方々の中には、ADHDのある方の休職・退職からの復帰を多数支援しています。

休職・退職時の経済的な不安がある方は、下記の制度の利用を検討してみてください。

休職・退職時にも利用できる経済的な支援制度

自立支援医療制度(精神通院医療制度)

精神疾患の治療のために通院中の人や、治療により症状が安定し再発の予防目的で通院中の人の医療費の自己負担額を軽減する制度です。

疾患の種類や所得に応じて、1ヶ月当たりの負担の限度額が設定されます。

障害者手帳

ADHDのある方は、精神障害者保健福祉手帳を取得することができる場合もあります。申請には各種条件がありますので、まずは主治医へご相談ください。

障害者手帳を取得すると、疾患の種類や程度に応じて様々な福祉サービスや税金の控除、公共交通機関の運賃や公共施設利用料の割引などを受けることができます。

また、障害者雇用という枠で、症状に対する理解や支援を得られやすい職場で働く選択肢も選ぶことができます。

障害年金

障害や疾患のために、生活や仕事に支障が出たときに支給される年金です。

働いていた場合でも、症状により仕事が制限されていると判断された場合は、生活の一部を支援する額が支給されます。

生活保護

怪我や疾患などにより働くことが難しく、収入が不十分で生活に困った場合に、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための費用が給付される制度です。

受給には各種条件がありますので、まずはお住まいの市区町村にてご相談ください。

傷病手当金

疾患や怪我で仕事を長期間休むときに無収入になってしまうことを避け、生活を保障する目的で支給される手当金です。

ただし、労災保険の給付対象とはならない、業務外の理由による休職に限られます。

保険組合の加入期間によって、その人の平均収入額の3分の2の額、または月額28~30万円のいずれかが、最長1年6ヶ月まで支給されます。

就職や職場復帰は専門機関の支援を利用する

ADHDをきっかけに療養が必要となり、休職・退職に至った場合は、医師から復職の許可が出たのちに就職先を探すことになります。

 

前職で自分に適していなかった要素を分析し、それらの要素を含まない仕事を選ぶと良いでしょう。その際には、疾患や障害のある人の就職活動を支援する機関を利用することをおすすめします。

 

障害福祉や就労について、幅広い知識と経験を持つスタッフのサポートを受けながら仕事探しをおこなう方法もあります。

ハローワーク

ハローワークには、障害や疾患のある人の就労を支援する窓口「専門援助部門」があります。

また、就職に関する相談やカウンセリングの実施のほか、障害や疾患のある人を対象にした求人の紹介などをおこなっています。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所とは、一般企業への就労を目指す障害や疾患のある人の求職から就職までの一連の過程をサポートする事業所です。

利用者は事業所に通い、職業訓練や、面接や履歴書対策などの就職活動のサポート、就職後の定着支援などを受けることができます。

LITALICOワークスは、「企業に就職したい」「働きたい」という思いを持っている方に対して、ビジネススキル向上のためのワークショップ、ご本人にマッチした求人開拓、就職後の対人関係サポートまで、一人ひとりの自分らしい働き方の実現に向けて、一貫したサービスを提供しています。

障害特性への理解があるスタッフにより、精神障害・身体障害・知的障害のある方に限らず、発達障害や難病のある方など幅広い方に利用いただける環境を整えています。
また、自分に合った働き方を見つけるために数多くの企業で実習できる機会を提供しています。

障害者手帳をお持ちでない方でも利用可能な場合がありますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。

まとめ

ADHDの症状は仕事の弱みになることもありますが、強みになることもあります。

そのため、ご自身の特性を発揮できる仕事に就くことや、弱みを補う工夫を実践することが大切です。

休職・退職した方も、自分に合った工夫を学べば今後の人生で安心して長く働き続けることは十分可能です。

もし、休職・退職後に復帰を目指す場合は、ぜひ専門の支援機関をご利用ください。

LITALICOワークスでは「就労移行支援」「就労定着支援」「相談支援」の3つのサービスを提供しています。

ぜひいつでもお気軽にご相談ください。

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