うつ病はおよそ100人に6人が一生のうちに経験しているといわれ、 だれもが発症する可能性があり、決して珍しいものではありません。
例えば、夜一人で過ごしているなどストレスがない場面でも「涙が止まらなくなる」、人付き合いが好きだったのに「人に会いたくなくなる」などがみられたら、もしかしたらうつ病の初期症状の可能性があるかもしれません。
しかし、うつ病の初期症状が出ていたとしても「少し疲れているだけ」「休んでいたら治るはず」と考えてしまうことで、自身の調子を正しく把握できない場合があります。うつ病は早めにサインに気づき、対応することでより早期の回復や再発の防止につながることがあります。
そのため、うつ病について知ることや、そして少しでも違和感をおぼえたら見過ごさずに医療機関の診断を受けることが大切です。
今回はうつ病の初期症状や、うつ病の症状が表れたときの対処法などについて解説します。